北朝鮮は7.4南北共同声明発浮ゥら40周年を迎える4日、反米、反李明博、反セヌリ党スローガンを掲げた訴え文を発表した。また日韓政府間で問題となった軍事情報包括保護協定についても「協定に反対し徹底して闘争しよう」と扇動した。
北朝鮮の対南機関の祖国統一民主主義戦線中央委員会は同日、労働新聞に掲載された「全体朝鮮民族に送る訴え」で、20種類のスローガンを提示。▲南北共同宣言貫徹 ▲在韓米軍撤収 ▲李明博逆賊牌党糾弾 ▲従北勢力摘発騒動を滅ぼそう などと主張した。
祖国戦線は「現在李明博逆賊牌党は南朝鮮の統一愛国人士と民主改革勢力を『従北』『スパイ』とし、苛酷に処刑、迫害している。ファッショ的な弾圧蛮行を厳しく断罪、糾弾しよう」と扇動した。
特に全民族的な反米、反戦、平和守護闘争を喚起し「南の兄弟たちは北侵戦争練習が行われる全ての場所で反戦平和の炎を激しく燃やそう」と主張した。
祖国戦線はさらに「祖国統一の前途に置かれた全ての難関と障害物を除去し、自主統一の新たな局面を開いていくためには、祖国統一3大原則とそれを具現した各種北南宣言を徹底して固守・貫徹しなければならない」とし、6.15共同宣言と10.4宣言の履行を要求した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また「我が民族の自主的要求と利益に合わせ、民族の団結した力で国の統一を実現しようとするのは敬愛する金正恩同志の確固たる決心であり意志」と強調した。金正恩が4.15軍事パレードの演説で明言した「平和繁栄を望む人ならば誰とでも手を取り合っていく」との内容を採り上げ、「祖国統一3大原則と各種北南宣言を最後まで貫徹するという歴史的宣言」と賞賛した。
7.4共同声明は1972年7月4日、韓国の李厚洛(イ・フラク)中央情報部長と北朝鮮の金英柱(キム・ヨンジュ)労働党組織指導部長が発普B自主.平和.民族大団結を「統一3原則」として提示している。