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今月初め、中国の孟建柱公安部長の訪韓が予定される中、中韓は中国内脱北者問題をはじめ、94日間拘束中の金永煥(キム・ヨンファン)氏ら4名の釈放と関連した問題を協議するものと思われる。一部では金氏ら4名が今回の孟部長の訪韓をきっかけに釈放される可能性があるとの見方もある。

孟部長は韓国外交部当局者の他、法務部長官、司法機関長らと面談することが予定されている。李明博大統領を訪問する可能性もある。孟部長の訪韓期間中、両国は捜査協力方案、出入国管理問題など幅広く協議する予定だ。

韓国政府は金氏と関連した議論は公式的には行わないとしているが、早期釈放を要求する政府としては非公式的に金氏釈放問題を提起するものと思われる。特に中国が金氏らを90日間以上強制拘束しているため、両国間の外交問題に発展する可能性もあるだけに、孟部長が金氏釈放と関連し肯定的な反応を見せる可能性も予想される。

金永煥釈放対策委関係者は「中国政府が最終決断を下すまでは断定できないが、公安トップの初訪韓ということだけあり、金氏問題に対する韓国政府の早期釈放要求に回答すべき。孟部長が早期釈放する方向で政府に回答する可能性はある」と話した。

これは中国政府が金氏ら4名を正式裁判にかけていない点から、韓国や第3国へ追放する可能性があるとの解釈である。関係者は「現在中国政府が金氏らを正式裁判にかけずにいるため、最も可能性の高い釈放シナリオは韓国や第3国への追放」と話した。

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金氏一行は3月29日、遼寧省大連で中国公安によって国家安全危害罪で逮捕された。現在、丹東市の国家安全庁に拘束されている。

一方、セヌリ党と民主統合党は29日、第19代国会開院に合意し、金氏一行の釈放要請決議案を7月の臨時国会で最優先処理することで意見が一致した。