チェコで海外派遣労働をして来た北朝鮮の労働者たちが、来年1月末までに全員撤収する予定と伝えられた。

チェコ政府の関係者が、チェコで働く北朝鮮の労働者たちに対する、海外の人権団体による人権蹂躙の非難が激しくなったため、北朝鮮の労働者134人が全員撤収することになったと語ったと、AFP通信が17日伝えた。

去年までチェコで働く北朝鮮の労働者たちは400人だったが、この間、チェコの内務省がビザの期間が終わった労働者たちに対して、滞在の延長をせず、200人余りがチェコを去ったと伝えられた。

チェコの北朝鮮労働者たちに対する現地の反応は非常に肯定的な方だった。チェコのプラハの職業紹介所、‘エムプラス’の代表は、7月にスイスの週刊誌とのインタビューで、“北朝鮮の女性労働者たちは仕事をはばからず、他の東欧の女性労働者のように、結婚するためチェコの男性を捜そうとやっきになっていない”などと語った。

だが、ヨーロッパで開かれる北朝鮮の人権に関する会議では、チェコの労働者の人権蹂躙問題が常に取り上げられた。去年ブリュッセルで開かれた北朝鮮人権国際会議では、朝鮮-チェコ靴合作会社の社長出身のキム・テサン氏が、チェコの女性労働者の人権蹂躙の実態を証言し、大きな反響があった。

チェコはこの間、EU議会からチェコの北朝鮮労働者に対する人権実態の調査の要求など、強い圧力を受けてきたと伝えられている。