北朝鮮外務省は6日、ドイツが在韓国連軍司令部に加盟(2日)したことを受けて報道官談話を発表し、「朝鮮半島の平和と安定を破壊し、情勢を激化させる行為」であると反発した。朝鮮中央通信が伝えた。
談話は「米国がすでに20世紀に死滅すべき『国連軍司令部』の機能を復活させようと企んでいるのは、同盟国を引き入れて第2の『アジア版NATO』に変身させてわが共和国と周辺諸国を軍事的に抑止しようとする下心」からだと指摘。
「ドイツの『国連軍司令部』加担行為は必ず朝鮮半島と地域の軍事・政治情勢を悪化させるであろうし、それによって招かれる全ての責任は全的にドイツが負うことになる」と強調した。