民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)常任顧問が17日午後2時、ソウル西大門の独立公園で大統領選出馬を公式的に宣言し、朝鮮半島平和体制構築など自身の北朝鮮政策国zを明らかにした。
文常任顧問は同日、北朝鮮政策と関連し「戦争の不安から朝鮮半島を解放する。セヌリ党政権のもとで紛争と対決で彩られた休戦ラインとNLL一帯を平和経済地帯にする」と述べた。
さらに「金大中大統領の6.15共同宣言と盧武鉉大統領の10.4南北首脳宣言を南北両者が責任を持って履行するようにさせる。開城工業団地を拡張し金剛山観光を再開させ、金剛山と雪岳山、平昌を連結する国際観光特区を開発し積極的に育成する」と述べた。
また「南北軍事対決地帯を共同利益を創出する経済地帯に変え、親たちが安心して子どもを軍隊に送ることができる安保環境を整える」と述べた。北朝鮮の核問題と関連しては「北朝鮮核問題を平和的に解決し、朝鮮半島の平和体制を構築する。北朝鮮の核は絶対に容認しない。対話と協議を通して必ず核を諦めさせる」と主張した。
そして「6者協議を再開させ、韓国の主導的な役割を回復させる。6者協議と南北関係回復、平和体制構築作業を並行して推進し、朝鮮半島に平和と共同繁栄の良い循環国「を作り上げ、その中で新しい成長動力を見出していく」と述べた。
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対外政策については「全ての対外政策の出発点は確実な国防力にある。韓国軍を強力で有能な軍隊にさせる。米国との関係をさらに健全で望ましい関係に発展させ、中国、日本、ロシアなど周辺各国との相互協力関係をさらに強化していく」と述べた。
文常任顧問は同日、「過度の競争と疎外、両極化の殺伐とした社会の代わりに、お互いが信じあい協力し共に大成長する国、そしてその結果を共有し持続可能なライフスタイルの土台を築く国」、「北朝鮮とも信頼と協力の土台の上に、平和と共同繁栄を成す国が私が夢見る国」などの「共生と平和の新しい韓国」をビジョンとして提示した。