人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮外務省米国研究所は朝鮮戦争勃発から74年を迎えた25日、「対米報復意志を明らかにする白書」を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

白書は、「米国がわが共和国に人類史上、その類のない莫大な人的被害を与える特大型の犯罪を働いた」としながら、「米国がわが共和国に及ぼした被害のうち、最も重大なことは数多くの平和的住民を野獣のように殺りくしたことである」と強調した。

つづけて、「人命被害者数は、死者124万7800人、拉致者91万1790人余り、行方不明者39万1740人余りをはじめ、計506万770人余り」、被害総額は「計26兆1688億2300余万ドル」、財産被害額は「およそ16兆6616億2200余万ドル」としながら、「戦後も、共和国領内にテロ、破壊分子を系統的に送り込んで平和的施設を破壊することで、212億6600余万ドルの財産被害を与えた」と述べた。

さらに、「米国は、朝鮮半島の核問題を生じさせたことに続いて、わが共和国に対する核脅威・恐喝をエスカレートしながら、朝鮮半島の安全環境を緊張激化の道へ突っ走るようにした」とし、「われわれの核施設と主要基地を先制攻撃するための訓練を狂気じみて行いながら、世界の面前で朝鮮民主主義人民共和国に対する核戦争の悪巧みを露骨にしている」と非難した。

そのうえで、「朝鮮人民は世紀と年代をまたいで続く米国の反朝鮮犯罪的蛮行を漏れなく徹底的に計算しており、米国の罪科をことごとく決算するその時刻だけを待っている」とし、「『血には血で!』、これがわれわれの妥協不可の被害補償基準であり、絶対不変の報復意志である」と強調した。