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北朝鮮の国営メディアが労働党中央委員会政治局常務委員の崔龍海(チェ・リョンヘ)人民軍総政治局長の現場視察の模様を報道し、関心が寄せられる。

朝鮮中央通信は25日、「朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員の崔龍海朝鮮人民軍総政治局長が24日、金亨稷師範大学の改建補修工事現場を現地にて了解した」と報道した。

同通信は「総政治局長は、完工段階に入った1号校舎の内部及び外部を細かく視察し、敬愛する最高司令官金正恩同志の意図に沿うよう、金亨稷師範大学改建補修工事を最上のレベルで迅速に終わらせるため努力し成果を収めている軍人建設者たちを激励した」と付け加えた。

同通信は崔龍海の視察を「現地了解」と表現し、写真も公開した。「現地了解」とは現地事情や情勢に対する調査を意味し、最近に入り「現地了解」の報道が行われた人物は崔永林(チェ・ヨンリム)内閣総理が唯一だ。

まれではあるが、現地指導での指示に対する後続措置の点検及び現場の問題などを把握するため、主要幹部らの「現地視察」「現地了解」「現地訪問」が行われたことがある。

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北朝鮮は金正日・金正恩の視察を「現地指導」と表現する。金氏一家は現地指導を通して自らのリーダーシップと健在ぶりを大衆に誇示すると共に、宣伝手段を総動員し偶像化作業に活用してきた。

金正日の死去後、金正恩は軍部隊視察に重点を置き、経済部門の視察は崔永林にほとんど任せてきた。これは金正恩が経済問題の責任を回避するためと解釈である。

崔龍海は11日、第4次党代表者会で政治局常務委員、党中央軍事委員会副委員長、人民軍総政治局長に登用され、金正恩時代の党、軍の核心勢力として急浮上した。

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今回の視察報道は崔龍海の地位を高めるための演出と推測される。建設現場の訪問は総政治局長の業務ではない。人民軍が建設現場に参加した可能性のほか、労働党政治局常務委員の資格で現場を訪問した可能性もある。金正恩が金正日とは異なり、側近に権限を分散させたとの分析もできる。

京畿開発研究院のソン・グァンジュ専任研究委員はデイリーNKとの通話で「金日成・金正日体制のような首領独裁主義の時代は事実上終わった。金慶喜、張成沢、崔龍海が金正恩を補佐しつつ、権力分散時代に向かう断面」と解釈した。

金慶喜や張成沢など親戚を前面に出すと、大衆の拒否感を引き起こしうると判断し、崔龍海をいわば「広告塔」として登場させたという推測もある。某北朝鮮専門家は「親戚ではない崔龍海が対内外関係に有利だと判断したもよう」と話した。

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