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北朝鮮の電力事情は年がら年中不安定だが、その原因のひとつは、雨の少ない気候なのに水力発電への偏重が著しいことだ。特に雨が少ない春には電力不足が深刻となる。そこで、他に供給する電気を減らして農村に供給することになっている。この時期に限って、農村の電力事情は地方中小都市よりよくなるものだったが、「そのようなメリットももはや昔話になってしまった」と情報筋はため息をついた。

(参考記事:太陽光発電を推進する北朝鮮、ネックはソーラーパネルの輸入

わずか数十キロ南には、電気も水も当たり前のように存在する韓国がある。韓国の超巨大ショッピングモールと、北朝鮮の荒れ果てた田畑が川一本隔てて隣接するところすらある。北朝鮮の農民は、光り輝くモールを見て何を思うのだろうか。