人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

韓国政府は、北朝鮮の長距離ロケットが軌道を離れて韓国領空に侵入した場合、迎撃する対策を講じていると、国防部が26日に明らかにした。

国防部の関係者は定例ブリーフィングで、「北朝鮮のロケット発射は、国際社会に対する重大な挑発行為であり、挑戦。北朝鮮が予告したミサイル(長距離ロケット)の軌道が軌道を逸脱して韓国領土に墜落した場合に備えて、軌道追跡と迎撃を行う対策を講じている」と話した。

「(ロケット)の推進装置が地上に落ちた場合には、国民の安全と施設にも大きな影響を与える可能性があり、軌道を追跡し、対策を講じるのは当然だ」としながら、軍の迎撃の位置については「基本的には1次推進体が落ちるポイントで」と述べた。

また「北朝鮮の長距離ロケット開発費は、8億ドル以上と推定される。今回の長距離ミサイルの開発と打ち上げにかかる莫大な費用は、飢えにあえぐ北朝鮮住民の食糧難を解決する事が出来る費用であるというのは、皆が知っている事実である」と話した。

韓国軍は、イージス駆逐艦・世宗大王艦(7000 600t級)と栗谷李珥艦の2隻を西海に配置し、北朝鮮の長距離ロケットの軌跡を追跡し、必要に応じて搭載された射程距離170kmのSM-2艦対空ミサイルで迎撃する計画である。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

イージス駆逐艦は、1千?以内の全ての飛行物体を探知追跡できるSPY-ID(V)レーダーを搭載している。

北朝鮮の長距離ロケットが韓国の領土に近い地点に落下する場合、射程距離約30 kmのPAC-2パトリオットミサイルなどで迎撃する計画だという。

一方、北朝鮮は24日までに長距離ロケットの胴体を1、2、3段に分離し、発射基地がある平安北道鉄山郡東倉里に運搬し、現在組み立て中と予測され、来月初めに50mの高さの発射台に装着することが予想される。