脱北者の強制送還の中断を求める決議案が20日(現地時間)、米連邦下院で発議されたとラジオ・フリー・アジア(RFA)が21日伝えた。
この決議案は、下院外交委員会傘下のアフリカ·世界保健·人権小委員会のクリス·スミス委員長が代部ュ議し、エド·ロイス下院外交委テロ·貿易小委員会委員長が共同発議者として参加した。
決議案は、中国に対して、国際難民保護条約に基づいて脱北者の強制送還を中止するよう求めた。
また、脱北者を経済的な理由による不法越境者と規定してきた慣例を中止し、国連人権高等弁務官事務所の脱北者への無制限のアクセスを可能にすることなどを、中国政府に要求した。
ロイス議員は「今回の決議案は、中国政府に強力なメッセージを伝達すること。中国当局の脱北者の強制送還政策は、必ず中断されなければならない」と述べた。