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北朝鮮の祖国統一民主主義戦線(祖国戦線)中央委員会が23日に行われ「正式に解体する」ことを決定した。朝鮮中央通信が伝えた。

「北朝鮮民主主義民族統一戦線委員会(1946年7月結成)」を全身とする祖国統一民主主義戦線は、1949年に正式に発足した。表向きは「朝鮮半島の自主的な平和統一」を目指す政党と大衆団体の共同戦線組織だが、朝鮮労働党の外郭団体としてで韓国向けの声明などを発表してきた。

会議では、「大韓民国の連中を和解と統一の相手ではない最も敵対的な国家、不変の主敵、徹底的な他国と烙印を押し、北南関係と統一政策に対する立場を新しく定立したことについて強調された」という。

また、「北南関係が同族関係、同質関係ではない敵対的な二国家関係、戦争中にある二つの交戦国関係として完全に固着された」「祖国統一民主主義戦線中央委員会がこれ以上、存在する必要がない」としながら正式に解体することを決定した。