5.24対北制裁措置が行われているが、2012年2月までの南北貿易規模が著しく増加した。

関税庁は16日、今年1月と2月の南北貿易額が3億2000万ドルに達し、前年同期の2億3千500万ドルから36％が増加した。

項目別では、対北搬出が1億6000万ドルで前年同期（1億800万ドル）より48％増加し、対北搬入も前年同期（1億2千600万ドル）より25％増の1億6000万ドルにに達した。

韓国政府は、天安艦·延坪島事件によって5.24対北制裁措置を断行し、開城工業団地以外の北朝鮮との交易と委託加工貿易を停止させた。

南北関係の冷え込みにもかかわらず貿易額が増加した背景には、開城工業団地を通じた南北貿易が持続的に増加している結果と考えられる。

開城工団を通じた南北貿易は、韓国が衣料品生産に必要な資材と生産設備を送り、北がこれを完成させる形で行われる。

1、2月の南北交易を品目別にみると、対北搬出は衣類の材料などの繊維製品が5千200万ドルで最も多く、電気·電子製品（4千900万ドル）、機械（2千900万ドル）の順となっている。

搬入は衣類製品などの繊維製品（6600万ドル）、電気·電子（5000万ドル）、機械（900万ドル）などの順となっている。