北朝鮮の延坪島砲撃で韓国軍が行った対応砲撃で、北朝鮮軍に40人余りの死傷者が発生したとラジオ・フリー・アジア(RFA)が内部消息筋を引用して2日に報じた。
延坪島砲撃を行った人民軍4軍団の事情に明るい黄海道の消息筋は、RFAに「2010年の延坪島砲撃戦で北の兵士10人余りが死亡し、30人余りが負傷したという情報を大隊長から聞いた。この大隊長によると、死亡したした軍人の死体と負傷者を載せた軍用車が平壌11号病院に入るのを直接目撃したという」と伝えた。
この消息筋は「延坪島砲撃後、北朝鮮軍部は先端武器に怖気づき、南朝鮮軍との戦闘に消極的である。軍首脳部は毎日戦争をすると大声を上げるが、肝心の戦いをしなければなら兵士の士気は無残である」と述べた。
消息筋によると、北朝鮮当局は被害状況を隠蔽するために、死亡した軍人に秘密裏に戦士証明と勲章を授与した。また、事実が外部に公開されないように措置した。
消息筋は「軍は南朝鮮が我々の放射砲の位置を正確に打撃した事を恐れており、戦争が起これば、ソウルではなくて平壌が火の海になりそうだ、と懸念している」と付け加えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北朝鮮は2010年11月23日に延坪島に向けて170余発の放射砲を発射し、民間人の住居地域に被害を与えた。この砲撃によって海兵将兵2人と民間人2人が死亡し、署能人が負傷する人命被害が発生した。