人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

労働新聞が1月に続いて2月にも「人民経済各部門の活動家と労働者階級が2月の人民経済計画を立派に貫徹する誇らしい成果を収めた」と宣伝した。

29日の「父なる将軍様の切なる想いが生んだ革新的な成果」という記事を通じて、平壌食料連合企業所、平安南道林業局、アンジュポムプ工場、プリョン合金鉄工場など4ヶ所の生産成果を紹介した。

各工場企業所の成果について「沸き立つ現場で生産組織と指揮が合致した」「集団的革新を起こした」「成果を早期に誇らしく達成した」「高速性と品質を保証している」「激しい突撃戦を展開した」などと評価した。

平壌食料連合企業所については「生産工程の近代化を急ぎながら、醤油や味噌などの基礎食品生産が格段に増加した」とし、道林業局に対しては「丸太を一本をより多く生産し、沸き立つ炭鉱に送る燃える心を抱いて、伐木と運搬などの工程別の計画を毎日旺盛に行なっている」と宣伝した。合金鉄工場についても「一日の最高計画の1.5倍の高い生産実績を記録した」と語った。

労働新聞は今月2日にも、1月に生産計画を超過達成したと報じている。石炭生産は1.5倍の増産を達成し、鉱業分野では数千トンを超過生産したと主張した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

このような宣伝に対して脱北者は「工場全体が稼働出来る状況ではなく、1つの生産作業班の生産計画達成を工場全体の月産計画の達成と宣伝している」と述べ、過大宣伝だと指摘した。

対内メディアを通じて生産分野の成果を誇張させる背景には、各部門の生産を奨励する目的があると思われる。