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朝鮮日報など韓国の主要メディアは14日、ロシアの現地報道を引用して、ロシア製の「ロボット教師」が北朝鮮で活動を始めたと報じた。

ロシアのGazeta.ru紙は、ロシアのペルミにあるロボットメーカーのプロモボット社の情報提供に基づき、北朝鮮が、教育近代化プロジェクトの一環として、同社の人間型ロボット(アンドロイド)の導入について発表したと報じた。

ロボットは平壌科学技術大学を皮切りに、北朝鮮の複数の大学に導入され、講義、テストの採点、学生からの質問への返答を行うという。

ただ、同社の共同設立者であるオレグ・キボクルツェフ氏は、コメルサント紙とのインタビューに、同社は北朝鮮に製品を供給しておらず、製品がどのように届いたかについての情報もないと述べた。また、同社のウェブサイトに、北朝鮮へのロボット提供に関する情報は掲載されていない。

ロボット提供の事実は客観的に確認できない状況だが、同社の姿勢には国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議が影響している可能性もある。

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北朝鮮は2021年、自国製の教育用ロボットの映像を公開しており、教育現場での活用を模索しているのは事実だ。