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「脱北者は世界で最も弱い人で、彼らは自分たちの声を出す事が出来ません。彼らに代わって私達が、中国政府と中国国民の皆さんに呼びかけています。脱北者の送還を防いでください!」

俳優のチャ·インピョさんは21日、中国大使館前で脱北者の強制送還を阻止する為の抗議活動を行った。逮捕された脱北者の安全を願った彼の一言、一言には真摯な気持ちが込められていて、目頭は真っ赤になっていた。なぜ彼はここまで活動を行うのだろうか。

チャさんは脱北者家族を描いた映画「クロッシング」で主人公のキム·ヨンスを演じ、脱北者の人権問題を目の当たりにした。

クロッシングの試写会で、チョ・ミョンスク黎明学校の教頭と生徒に会った後、脱北児童を支援する事になったことが影響を及ぼしている。

自分をおじさんと呼んで慕う脱北児童の痛みを知っている彼は、誰かの保護者である脱北者らの身の安全が最初に浮かんだであろう。

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中国大使館前で脱北者の強制送還を反対する集会に集まった芸能人の多くは、同校を直接または間接的に支援している人々である。彼ら同校と縁を結んだきっかけは、チャ夫妻の影響が大きかったという。

チョ・ミョンスク教頭は、デイリーNKと23日の通話で「チャ·インピョさん(試写会後)が学校を持続的に後援しており、子供たちは彼をおじさんと呼んでいる。シン·エラさん(チャさんの夫人)も参加している」と話した。

チョ教頭によると、チャ夫妻は2008年から目立たないように同校に多くの支援を行った。財政支援を目的とした芸能人バザーを2010年から開催している。

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同教頭は「チャ夫妻が2010年から芸能人バザーを開いて、学生のために1500万ウォン程を支援してくれた。1千万ウォンは芸能人でバザーでの収益金で、 500万円ウォンはチャ夫妻の寄付金だった」と話した。バザーで売れ残った物は全てを同行に寄付している。

他にも、シン·エラさんは学生に手料理の差し入れやピアノ講師の知人を紹介などしている。

同教頭は「50人分のご飯とジャガイモの炒め物、炒めたキムチなどの手料理を持って来られたシン·エラさんの誠意に感動した」と話した。

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チャ夫妻を通じて同校と縁を結んだ芸能人も数多い。チュ·ヨンフン、ファンボ、シム・テユンさんらは学生の誕生日パーティーや年末後援会に参加するという。ション(ジヌション)は生徒の衣類を後援している。

コメディアンのイ·ソンミさんも同校を後援している。彼女はマフラーや帽子などの冬物衣類を支援し、2010年冬には学生をコメディアンのイ・ホンリョルさんのハンバーガー屋で食事を提供している。

チョ教頭は「チャ夫妻がいなかったら、こんなに多くの芸能人が脱北児童に関心を持たなかっただろう。チャさんの紹介で後援会に多くの芸能人が支援を行なって下さっている」と話した。