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金正恩体制発足後初の米朝対話が23日に北京で開かれる。双方は非核化の事前措置と食糧支援問題を集中的に協議する計画だ。

金桂冠(キム・ゲカン)外務省第1次官を団長とする北代表団は同日午前10時、北京の北朝鮮大使館でデービス国務省対北政策特別代表が率いる米代表団と会い、第3次ハイレベル会談を開始した。

今回の対話は、昨年10月28日のスイス・ジュネーブでの第2次階段以来、4ヶ月ぶりとなる。

デービス特別代表は会談前の記者会見で「今日はゲームデイだ」と明らかにし、今会談の核心議題である非核化の事前措置と食糧支援を議論すると予告した。

この前日の記者会見でも「全ての当事国が6カ国協議再開を願っているが、会談のための会談は行わないのが我々の立場。北朝鮮が、次のステップに進む準備ができているというサインがほしい」と述べ、北朝鮮の非核化事前措置の進展した立場を望んだ。

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しかし、北朝鮮は米国の食糧支援における前向きな立場を優先的に確認するという立場であり、会談の成果導出が容易ではない見通しだ。

キム第1外務次官は21日、北京首都空港で会談に対する期待を尋ねられると、「私達は待つだろう」と短く答えた。両国の神経戦が会談前から繰り広げられている。

米国は今回の会談で、ウラン濃縮プログラム(UEP)の停止と国際原子力機関(IAEA)の査察団の復帰、大量破壊兵器(WMD)実験のモラトリアム宣言などの非核化措置を北朝鮮に要求する方針だ。

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北朝鮮は、30万t規模の穀物支援と対北制裁の解除などを要求し、米国から最大限の譲歩を引き出す事が戦略であることが分かった。

両国が合意点を短時間で見いだせないというのが大体の分析である。しかし、一定レベルで意見の接近が行われるなら、後続対話を通じた妥結達成に期待を持つ事も出来る。

北代表団は、金桂冠第1外務次官、李根(リ・グン)外務省米国局長、チェ・ソンフィ副局長、米国はデービス特別代表、ハート6カ国協議特使、サイーロ国家安保会議(NSC)韓国担当補佐官などで構成された。

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午前会談終了後には、米国大使館で午後会談が行われる予定だ。