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韓国国籍取得事実を隠し、イギリスに難民申請をする脱北者たちに対する審査を強化すると、イギリスの上院議院が明らかにした。

デビッド・アルトンイギリス上院議員は9日、RFAとのインタビューで、“韓国でもう国籍を取得した脱北者たちがイギリスの難民審査を悪用することは、イギリス議会の次元で明らかに指摘していく”と言い、“イギリス移民当局が、脱北者たちに対してこの前とは異なり、厳格な態度を取る”と言った。

彼は、“イギリス移民当局が脱北者たちの人権侵害に同情的な態度を取り、比較的審査を易しくして来たことは事実”と言いながらこのように明らかにした。イギリス政府は、基本的に韓国で国籍を取得した脱北者たちに難民の地位を付与していない。

デイリーNKは先月27日、国内に入国して韓国国籍を取得した脱北者たちが、自分の身分を韓国に入国しない第3国(中国または東南アジア居住) 滞留脱北者に偽装し、イギリスに難民申請をする事例が急増していると最初に報道した事がある。

アルトン上院議員は、“最近脱北者たちが大挙にイギリスへ来る理由が、北朝鮮の蛮行のためだと言うよりは、韓国に定着した後、韓国社会に適合することの難しさを感じながら下した決定という事実を、イギリス移民当局はちゃんとわかっていない”と、“脱北者たちがこんな形でイギリスに再定着する事例は、イギリス議会も調査してみる問題”と強調した。

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イギリス移民当局も一歩遅れてこんな実態を把握し、脱北者たちに対する入国審査と身元問い合わせを強化する動きを見せていると言う。

イギリス内務省関係者は去る7日、RFAとのインタビューで、“現在脱北者たちの難民申請急増事例について、調査をしている”と明らかにした。

現在、イギリス政府から難民許可を受けて暮している脱北者は、イギリスの首都であるロンドンのニュ−モルドン一帯にだけでも、40~50人にのぼり、イギリス全域では100人余りが越えることとわかった。