北朝鮮の民族経済協力連合会（民経連）は、韓国の与野党議員の開城工業団地訪問に対する同意書を送信したと統一部が6日、発表した。

民経連は5日午前に同意書を送信し、議員らは10日に訪朝し、開城工団入居企業の問題点などを聴取する。

今回の訪問団には、キム・チュンファン外交通商統一委員会委員長、パク・ジュャ涛?k関係発展特別委員会委員長、ナム・ギョンピル、ク・サンチャン、キム・ドンチョル、キム・ソンX、パク・ソンXク、イ・ジョンヒョン議員など計8人が参加する。また、議員補佐陣、統一部の南北協力地区支援団長ら3人も同行する。

統一部によると、議員らは開城（ケャ刀j工業団地の基盤施設を視察し、入居企業代浮轤竚ｻ地関係者との懇談会を開く。また、入居企業の生産現場も訪問して関連事項を点検する予定だ。

北朝鮮側の関係者との接触についてキム.ヒョンソク統一部報道官は「現時点では計画していない」と述べた。

今回の訪問目的が入居企業の問題事項のヒアリングなどであり、北朝鮮が反対する名分がなかったので賛成したと思われる。昨年のホン・ジュンピョ議員の訪問もこの様な理由で同意している。

しかし、韓国政府当局は、今回の訪問が南北関係の発展につながる象徴的な契機になることを希望している。

統一部当局者も「今回の開城工業団地訪問を通じ、国民を代表する議員と政府間の南北関係と関連した発展策について協力し、互いに共同で努力ができるきっかけになるだろう」と述べた。

一方、キム報道官は、科学学術誌のネイチャーがスウェーデンの大気科学専門家を引用し、北朝鮮が2010年に小規模な核実験を2度行ったと主張した内容に対して「そのような結論を下す事が出来る技術的な客観性や妥当性があるとは言えない」と話した。