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「(北朝鮮当局は)彼女の夫と4歳の娘を含む、地元の人すべてを集めた。彼女を杭に縛り付け、3発の銃弾を撃ち込んで処刑するのを見守るよう強要しました。 私はあとのきの銃声と、彼女が前に崩れ落ちる姿を決して忘れられません」

北朝鮮の公開処刑では、3人の射手が3発ずつ撃つのが一般的だという。自動小銃で撃つのだから、1発ずつでも確実に絶命するはずだ。3発を撃ち終えるまでの時間は数秒から十数秒だろうが、恐怖の中で見守る人々にとってはよほど長く感じられるに違いない。

最近の金正恩政権のやっていることは、ひとことで言って、国民の「生きる道」を奪うことにほかならない。北朝鮮国民は、決して座して死を待つような人々ではない。国内の閉塞感が強まるほどに、「異変」が起きる可能性は高まっているものと思われる。