リュ・ウイク統一部長官(写真)が、柔軟な対北政策を持続していくと1日に明らかにした。
同長官は、民族和解協力汎国民協議会(民和協)が主催し、ソウル・世宗路世宗文化会館で開かれた朝食会講演「朝鮮半島の情勢変化と対北政策の推進方向」で、「北朝鮮住民の困難を解消するための人道支援や、民族の同質性を発展さするための交流協力を続けていきたい」と話した。
「北朝鮮は、産業化とグローバル化で二世代が遅れている。民生経済を回復させ、南北が共存する道を選択するならば、韓国政府は喜んで支援する準備が出来ている」と話した。
最近、韓国政府が北朝鮮との対話を強調している点について「今、対話を急いで行う必要があるというよりは、南北関係を紐解く必要があるということ。政府は毅然かつ柔軟に解いていく」と説明した。
これと関連し「(高句麗古墳群)東明(トンミョン)王陵周辺の木が害虫被害に合っているとの情報がある。害虫のを積極的に検討している」と明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また「金正日総書記が死亡し、朝鮮半島では不確実性が高まった。これは逆に、朝鮮半島の新たな発展への契機として受け入れることもできる。選択は、北次第だ。変化への意志をもって会話に挑まなければならない」と付け加えた。
「閉鎖的で武力挑発をする態度を捨て、和解と交流協力しながら、南北が未来を切り開いていく道に出てくる事を促す」と説明した。
今月27日から行われるキー・リゾルブ米韓合同軍事演習について、「明確な防御訓練であり、北が誤解しないことを望む」と明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、ソウルで来月開催される核安全保障サミットに金正恩を招待する事が可能かとの問いに、「(招待)北側が拒絶するメッセージを送っている。北朝鮮が参加するというなら、協議を行える」と明らかにした。