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北朝鮮の朝鮮労働機関誌・労働新聞は5日、日米韓の海上合同軍事演習を非難する署名入りの記事を掲載した。朝鮮中央通信が同日、伝えた。

日米韓は10月9日と10日、済州(チェジュ)島の公海上で海洋遮断および対海賊訓練を実施した。日米韓3カ国による海洋遮断訓練は2016年以来7年ぶりで、対海賊訓練は6年ぶりとなる。訓練には、海上自衛隊の「ひゅうが」、米海軍の空母「ロナルド・レーガン」、韓国海軍のイージス駆逐艦「栗谷李珥」などが参加した。

こうした動きに対して記事は、「米国と日本、かいらいはわれわれのミサイル関連情報をリアルタイムで共有するシステムを今年中に稼動させようとし、われわれを謀略にかけて害し、圧迫するための各種の機構も設け、定期的に運営しようとしている」と指摘した。

また、米国は「日本とかいらいを世界制覇戦略実現の突撃隊に利用する腹黒い下心の下で3角軍事同盟のつくり上げに狂奔した」とし、「かいらい地域で親米・親日に狂った尹錫悦一味が権力の座に就くと、かいらいをそそのかして日本の岸田政権と早急に手を取るようにした」と述べた。

そのうえで、「朝鮮半島は核戦争勃発の火種を胚胎している世界最大のホットスポットである」とし、
「3角軍事同盟の馬車をヒステリックに駆り立てる米国とその追随勢力の妄動が核戦争勃発と第3次大戦の拡大へつながらないと誰も保証できない」と警告した。