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インドのムンバイで行われた第141回国際オリンピック委員会(IOC)総会で北朝鮮の張雄IOC名誉委員にオリンピック勲章が授与された。朝鮮中央通信が伝えた。

オリンピック勲章(オリンピック・オーダー)は、オリンピック運動へ多大な貢献をした名誉委員に贈られる最高の勲章である。張氏は、1996年からIOC委員として活動し、北朝鮮では1998年に体育省第1副相、「朝鮮オリンピック委員会」の副委員長を歴任した。2000年のオーストラリア・シドニー五輪開会式における南北合同入場や、2018年の韓国・平昌オリンピックにおけるアイスホッケー女子の南北合同チーム結成などの実現に関わったとされる。

同通信によると、IOCは「1996年からIOC委員に活動したし、2019年からは名誉委員に活動中の張雄名誉委員がスポーツを通じて友好と理解のきずなをもたらしたことについて評価した」という。