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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は17日、北大西洋条約機構(NATO)がおこなっている核演習「ステッドファスト・ヌーン」を非難する論評を配信した。

NATOは16日、年次軍事演習ステッドファスト・ヌーンを開始した。論評は「ステッドファスト・アイ」としているが、ステファイド・ヌーンを指すとみられる。演習には連合国13か国が参加し10月26日まで行われる。米国のB-52爆撃機などが参加し、核弾頭を搭載可能な戦闘機が使用されるが実弾は使用されない。

「NATOの核戦争演習は核狂信者としての米国の実体を再び集中照明している」と題された論評は、演習に対して「各種の航空機と米核戦略爆撃機B52まで動員されて欧州地域に配備されているB61戦術核爆弾の投下を熟達するこの訓練は、名実ともに核戦争実動演習である」と主張した。

また、「これら全てが世界の唯一無二の核戦犯国である米国の積極的な参加と後援の下、強行されている」とし、「米国は、世界最大のホットスポットである朝鮮半島に各種の核攻撃手段を常時出没させて朝鮮民主主義人民共和国と周辺諸国に対する核先制攻撃を既定事実化した大規模の単独および連合訓練を頻繁に強行している」と非難した。

つづけて、「朝鮮半島を含む北東アジア地域はもちろん、世界各地で強行される米国の危険極まりない核挑発策動によって今、この惑星は非核地帯ではなく熱核地帯に、平和と安定ではなく戦争と対決の奈落により一層近付いている」と述べた。

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そのうえで、「正義と真理を強烈に志向する全般的国際社会は、米国とNATO勢力の無謀な熱核戦争騒動の侵略性を正しく透視すべきであり、一致団結した力でそのつど断固粉砕しなければならない」と強調した。