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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は10日、カナダを非難する個人名の論評「薪を負うて火中に飛び込むのは馬鹿だけがすることだ」を配信した。

韓国軍は9月、米軍、カナダ軍と共に対北朝鮮の合同訓練を実施。訓練には韓国、カナダの護衛艦とアメリカの強襲揚陸艦が参加した。カナダは2019年には、瀬取りによる北朝鮮の制裁逃れに対抗するため、「ネオン作戦」を実施した。

論評は、カナダ国防省が「10月初めから11月初めまで朝鮮半島の周辺で『ネオン作戦』を展開する」と発表したとし、「ホットスポット地域に戦闘機や艦船を送り込むのが燃える火に油をさす危険極まりない行為になるのは、誰もが容易に判別できる問題である」と主張した。

つづけて、「カナダの振る舞いは、朝鮮半島の平和と安全はもちろん、アジア太平洋地域の安定を破壊する反平和的行為であるだけでなく、自国の安保を自分の手で破壊する愚かな選択だと言わざるを得ない」と強調した。

また、「カナダは、2011年から国連安保理『制裁決議』を履行するという美名の下、われわれとの貿易取引と金融サービス、技術移転を全面遮断し、カナダ領域でのわが船舶と航空機の航行、停泊などを禁止する『特別経済措置法』を実施した」と述べた。

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さらに、「米国と『大韓民国』の連中の戦争演習騒動によって朝鮮半島で軍事的衝突の確実性がいつよりも高まっている時に、時代錯誤の妄想と上司に対する盲信のため、燃える火を煽ることにも満足せず、あらかじめ薪を負うて火中に入るような妄動をするカナダの思考が果たして正常であると見るべきであろうか」とし、「カナダが現在のように米国の下人のように振舞い、奔走していれば、結局『大韓民国』の連中のようにアメリカ合衆国の『51番目の州』という評判しか与えられない」と非難した。