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北朝鮮外務省の報道官は8日、朝鮮中央通信の質問に答える形で、シリアで発生したドローン(無人機)攻撃を非難した。朝鮮中央通信が伝えた。

シリア当局によると、同国西部の軍学校がドローン攻撃を受け、「子ども6人を含む80人が死亡し、240人が負傷した」という。犯行声明は出ておらずシリア国防省は「国際的によく知られた団体が支援するテロ組織」の犯行だと非難する声明を出した。

北朝鮮外務省のスポークスマンは「今回強行された極悪なテロ行為は、シリアの合法的な政権を転覆する野望をしつこく追求してシリアに不安と恐怖を醸成することによって、危機解決と復興建設を促すためのシリア政府の努力に人為的な難関を作ろうとする内外敵対勢力の不純な企図から生じたものである」と述べた。

そのうえで、「この機会に、われわれはあらゆる形態のテロに反対する共和国政府の終始一貫した立場を再び確言しつつ、敵対勢力の悪辣(あくらつ)な挑戦と脅威に断固と立ち向かって闘うシリア政府と人民に固い支持と連帯を送る」と強調した。