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内部消息筋によると、北朝鮮当局は死亡した金正日に、誕生日(2.16)に「大元帥」の称号を叙勲する予定という。

内部消息筋は「人民武力部が各軍団に『金正日同志の誕生70周年を迎え、大元帥として迎える為の提案書を上げろ』という指示を出した。各軍団は2月5日までに提案書を提出するという」と述べた。

金正日は1992年4月に「人民共和国元帥」を叙勲されている。北朝鮮で大元帥は金日成だけである。金日成は誕生80周年の1992年4月15日に、労働党中央委員会、党中央軍事委員会、国防委員会、中央人民委員会の決定により叙勲されている。

北朝鮮当局のこの様な動きは、金正恩の階級アップを狙った動きだと考えられる。昨年12月30日に金正恩は最高司令官に推戴されたが、依然として大将階級を維持している。

このため、金正日に大元帥の称号が授与されると、金正恩は元帥の称号を手にすると予想される。2010年の党代表者会の直前に金正恩は大将となっているが、予想通りに元帥となるのなら、2階級(大将→副元帥→元帥)昇進となる。

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一方、消息筋は「大元帥推戴提案書の次には、軍を動員して金正恩への『共和国英雄』称号の叙勲提案書の提出運動が行われるだろう」と見通した。北朝鮮は金正恩を最高司令官に就任した同じ日に、金正日に「共和国英雄」の称号を授与している。