人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の朝鮮中央通信社は22日、米韓合同軍事演習を非難する論評を配信した。

米国軍と韓国軍は朝鮮半島有事を想定した定例の合同軍事演習「ウルチ(乙支)・フリーダム・シールド」を始めた。演習が21日から31日までの日程で行われる。

論評は「朝鮮半島に史上、初めての熱核大戦が刻一刻現実に近づいている」としながら、「米国と敵対勢力はこの期間、連合野外機動訓練30余件など、地上と海上、空中、宇宙を含む全方位的な作戦領域で実戦的な北侵演習を強行しようとしている」と述べた。

また、19日に米ワシントン郊外のキャンプ・デービットで行われた日米韓首脳会談に言及しながら、「朝鮮半島での核戦争の挑発を具体化、計画化、公式化した以降、合意文書のインクが乾く前にその実行のための演習が行われていることによって、事態の重大さはさらに増幅している」「今回の戦争演習で、キャンプデービッド謀議の際、作り上げられた合意事項が追加に実行されるなら、朝鮮半島での熱核大戦の勃発可能性はより現実化されるであろう」などと主張した。

そのうえで、「現情勢は、わが軍隊の主動的かつ攻勢的で、圧倒的な戦争の対応を求めている。年代と世紀を継いでわが国家の自主権とわが人民の生存権を脅かす敵対勢力に対する懲罰意志は、撃発の瞬間を待っている」と強調した。