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このごろ北朝鮮では、平壌、清津、新義州など大都市を中心に、個人用コンピューター(PC)が徐々に広まっている。北朝鮮党機関及び行政委員会の事務室と中学校にもコンピューターの普及で、資料電算化が早く増えている様子だ。

北朝鮮の役場の住民登録電算化の作業は、去る7月、道市郡の人民会議、代議員選挙を基点に完了した。

平安北道新義州一消息筋は、5日、記者との電話の通話で、 “道級の機関はもちろん、町の事務所もコンピューターで作業を進行している”といい、 “大都市のお金持ちたちも、子供の教育のために、我よ我よとコンピューターを購入している”と伝えた。

最近、大衆貿易を通して、大金を溜めた新興成金を中心に、’外部社会はコンピューターができなければ何もできない。うちの子供達もコンピューターを学べば、馬鹿にならない’と言う意識が急速に広まっているという。

北朝鮮に普及されたコンピューター大部分は、中国と韓国製品で、公式的な対北貿易を通して入ってきており、一部は密輸でも入ってくる。韓国産コンピューターも、韓国製品ソフトウェアさえとり除けば通関になる。北朝鮮は独自開発した、朝鮮語文書編集機プログラム ‘檀君’と ‘創徳’を使う。

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一部の富裕層は、中国で密輸した最新型コンピューターを使うが、かなりの数は中国から持って来た中古ペンティアム4級以下仕様のコンピューターが導入されている。北朝鮮新義州では、中古のブラウンモニターを添付したコンピューター(ペンティアム2級)は、100~120ドル、LCD 画面のコンピューターは 300ドルで取り引きされる。中古ノート・パソコンは約 300ドルがいいところだ。

彼は、“コンピューターはあっても、インターネットに接続することはできないが、コンピューターにインストールしたプログラムをほとんど活用している”といい、 “住民電算化作業も完了したし、平壌には図書館の間にネットワークも稼動されている”と明らかにした。

北朝鮮は全世界で、唯一インターネットケーブル網が繋がれていない国家だ。北朝鮮は、インターネット国家コード(kp)を受けながらもドメインを運営していない。インターネットを利用することはできないが、Word、Excel、Photoshop、個別コンピューターに設置されているソフトウェアプログラムなどは使うことができる。

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北朝鮮では、2000年以後、個人と会社を通して、中国、日本、韓国からの新製品及び中古コンピューターの収入がうんと増えた。2001年頃には、金日成総合大学と金策工業総合大学を含めた北朝鮮の主要大学に、約2000台のサムソン、LG、サンボコンピューター(ぺンティアム4級)が供給された。

金氏は、“朝鮮の人たちはコンピューターもブラウン管式ではない液晶画面をもっと好んでいる”といい、 “流入されたコンピューターの大部分が中国産であり、韓国産コンピューターであるサムソン、LG、サンボコンピューターも広がっている”と言った。

国内ネットワーク利用した電子図書サービス稼動

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北朝鮮ではインターネット使用が禁止されているため、大学と中学校ではプログラム作成法を主としたコンピューター教育を行う。全国のエリート学校と大学のコンピューター専攻者の中で、次世代ソフトウェア開発者を育成する。

ソフトウェア開発分野の主要機関では、朝鮮コンピューターセンター(KCC)、平壌プログラムセンター(PIC)、科学院(Academy of Sciences) などがある。

2002年から北朝鮮は、人民大学習堂と金日成総合大学の図書館、金策工業総合大学の電子図書館を連結するネットワークを新設し、これを平壌市と地方に広めている。現在は、平壌の一部の家庭でも人民大学習堂の電子図書のサービスの利用が可能だ。

一方、コンピューターの流入で、デジタルカメラの写真撮影も尻馬に乗って増えている。金氏は、 “写真館でも日本製のデジタル写真を撮っている”といい、 “取ってすぐにコンピューターで作業して一枚、1千ウォンで現象している。昔はプリンターで出力もしたが、最近はデジタル印画機を使う”と言った。