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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は21日、米国務長官の訪中を非難する国際問題評論家のチョン・ヨンハク氏の論評を配信した。

米国務省のアントニー・ブリンケン国務長官は18日に中国を訪問し、19日には習近平国家主席と会談を持った。米外交トップの訪中は約5年ぶりとなる。

論評は、「対決の度合いを意図的に高めながら中国人民の正当な発展利益を侵害したし、中国の繁栄を遮ってみようと各方面からもくろんだ」としながらバイデン政権の対中政策を非難した。

つづけて、「中国を圧迫し、抑制しようとしたことが、かえって米国経済に致命的な打撃を加えるブーメランになり、中米対決が未曾有の軍事的衝突に広がって挽回できない災難を招きかねないという極度の不安、焦燥感のため、今回、米国務長官が中国に飛んできて関係緩和を哀願するようになったのである」と述べた。

また、「米国務長官の今回の訪問は対中国圧迫政策の失敗を自認した挑発者の恥ずべき哀願訪問であるとしか他には評価できない」と強調した。

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そのうえで、「米国が歴史の教訓を忘却し、国際関係において覇権と対決だけを引き続き追求しようとするなら、永遠の敗北者の宿命から脱することができなくなるであろう」と主張した。