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29日に開かれた中央追悼大会を最後に、金正日死亡と関連した公式行事が終了した。

今回の追悼大会の追悼辞は、金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長が朗読した。憲法上、国家首班の金常任委員長は「我々の前途には、継承者であられる金正恩同志が立っておられる。金正日同志の思想と指導、度胸と根性を受け継いだ最高指導者」と、金父子を賛美した。

金永南は、1994年の金日成死亡の際にも追悼辞を朗読している。この当時、政務院・副総理兼外交部長として、金正日の命令により朗読した。

当時、金永南は「金日成の最大の業績は、後継者問題を解決した」と宣伝、「金正日同志は我々の運命であり未来」と金正日を称賛した。

金永南は「金正日を中心に党中央委の指導を高く掲げる事は、金日成主席が切り開いた革命偉業を固守し目覚ましく完成させる道だ」と話した。

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金永南は金日成、金正日の喪を連続で行った勲章(?)を獲得した。3代世襲政権に絶対的な忠誠を捧げた結果といえる。

北の代表的な女性アナウンサーの李春姫(リ・チュンヒ)は、金日成、金正日の死亡を伝えるという変わった経歴の持ち主になった。1994年7月9日にも金日成の死亡を伝えており、今回も金正日の死亡を黒い喪服を着て報道している。

金正日は李春姫について「透き通る程の伝達力」と賞賛を惜しまなかったという。

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また、今回の金正日の葬儀委員会で75番目のチョン・フイジョン国防委員会外事局長も、金日成から3代に渡って指導部に忠誠を尽くしている人物だ。彼は金日成死亡の際に、金正日の条文儀典を直接案内している。

金正恩が金正日の遺体が安置された錦繍山記念宮殿に弔問する際にも、金正恩の立ち位置等を案内する姿が朝鮮中央TVに写っていた。