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同通信の報道全文は次のとおり。

核戦争の導火線になんとしても火をつけようとする危険極まりない軍事的企図 朝鮮中央通信社論評

【平壌5月28日発朝鮮中央通信】 いくら忍耐を発揮して腕をこまぬいて眺めていても、一度も休む間がなく、むしろさらにせわしく猛威を振るう米国と南朝鮮のかいらい悪党の戦争演習騒動は、情勢激化のもう一つの危険な敷居を越えた。

去る25日、敵は軍事境界線に近い地域で、史上最大規模の「連合合同火力撃滅訓練」なるものを開始した。

6月15日まで5回に分けて強行するという今回の連合訓練は、名称通り非常に危険極まりない火遊びの騒動である。

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初めの訓練にだけでも、米軍と南朝鮮のかいらい軍の連合武力71の部隊の2500余人の兵力と戦車、装甲車、戦闘機、無人機など、陸軍、空軍の武装装備610余台が動員された。

火薬のにおいの濃い戦争演習は、米国と南朝鮮のかいらい軍が「北の砲兵部隊と指揮、支援施設を合同打撃」する訓練と、軍事境界線一帯で「北の核心標的に対する偵察監視と空中および火砲武力で打撃」する訓練などでヒステリックに行われた。

かいらい悪党は、訓練の開始前から「力による平和具現のための米国・南朝鮮同盟の先端軍事能力の誇示として準備されている」だの、「圧倒的な米国・南朝鮮連合合同戦力の力と軍事能力で最短時間内に作戦が終結する様子を見せるであろう」だのという好戦的な妄言を吐きながら、極度の対決狂気を振るった。

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「連合合同火力撃滅訓練」は、単なる軍部隊の日常的な演習ではなく、その目的が極めて不純で威嚇的な実動訓練、侵略戦争リハーサルであり、わが共和国を相手にして武力を使ってみようとする危険な発想である。

周知のように、米国とかいらい好戦狂は「連合合同火力撃滅訓練」を通じてわが共和国に対する軍事的威嚇・恐喝と戦争の手口を熟達してきた。

この訓練は、朝鮮半島で戦争が勃発(ぼっぱつ)する場合、米国・南朝鮮かいらいの陸・海・空軍合同武力が「最新兵器」を動員してわが共和国を「膺懲(ようちょう)」するという戦争シナリオによるもので、1977年6月から今まで11回にわたって強行された。

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数字が見せているように、米帝と南朝鮮のかいらい悪党が毎回の「連合合同火力撃滅訓練」の実行に大きな手間をかけてきたことが分かる。

昨年の末には、「大規模の先端戦力参加」だの、「歴代級規模」だの、「同盟の強力な火力と機動力の示現」だのと喧伝して訓練の好戦的性格を露骨にさらけ出した。

この連合訓練の重大さに対する国際社会の懸念と反発が日ごとに強まると、米国は訓練の開始を控えて「今回の連合合同火力運用訓練は本質的に防御的であり、相互運用性を発揮できるように助けるための訓練」だと言って、「撃滅」という訓練の名称の鋭敏な表現を「運用」にこっそり変えてその危険性を隠そうと謀った。

しかし、かいらい悪党が上司とは違って「連合合同火力撃滅訓練」であると言い張って、「米国・南朝鮮連合合同作戦の遂行能力向上を目的としている」「実機動、実射撃訓練を行って抑止力を強化する」と騒ぎ立てたのを見ると、「安保」の外皮をかぶってわれわれの「絶滅」を狙う敵の好戦的な正体が如実に分かる。

誰かがすれば「深刻な脅威」であり、誰かがすれば「強固な安保」になるというのが安保不安、被害意識、強迫観念に追われる米国の犬どもが覚える不安定な心理であり、折に触れて吠える声である。

看過できないのは、敵が今回の連合訓練と並行して核戦争の様相が濃いまた他の軍事行動を展開していることである。

今、この時刻にも、かいらい地域の上空では米第7空軍とかいらい空軍の連合空中訓練が引き続き狂気じみて強行されており、5月30日からは済州島付近の海上で日本をはじめとする追随勢力との合同の下で「連合海上遮断訓練」が企図されている。

米国防総省は連合訓練の当日、F22、F35戦闘機とB1戦略爆撃機などの戦略資産をかいらい地域により多く展開すると公表した。

「連合合同火力撃滅訓練」と異なる軍事的策動が複合的に推進されている現状況は、任意の時刻に空と地、海で戦略資産まで総動員した対朝鮮侵略を全面的に開始しようとする敵の陰険な企図を如実に示している。

これは、非常に尋常でない事態発展であると言わざるを得ない。

歴史は、帝国主義者、好戦狂が行う絶え間ない軍事演習と武力増強策動は必ず、他国を侵略する犯罪的な軍事行動につながったということを証明した。

米帝と南朝鮮のかいらい悪党の今回の連合訓練が、われわれに反対する全面的な武力侵攻へつながらないという保証はどこにもない。

わが共和国を狙った侵略戦争シナリオは、すでに演習段階を過ぎて履行段階に入ったと言っても過言ではない。

問うが、自分ら自身もそれほど憂慮し、威嚇的であるという朝鮮民主主義人民共和国の戦力を前にして、現在のように恐れず、危険極まりない戦争演習を行いながら、それによって招かれ得る結果に果たして対処できるのか。

もし、武力衝突が発生すれば、そのときには終わりであることを知るべきである。---