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本日行われた金正日の告別式で、金正恩らが霊柩車を護衛して歩いた。

朝鮮中央TVが14時から中継した告別式によると、金正恩は霊柩車に片手を載せて錦繍山記念広場を歩いた。沈痛な撫?フ金正恩は、時折涙を見せた。

金正日死後から、金正恩は金正日が安置された錦繍山記念宮殿を5回参拝しており、今回も金正恩が霊柩車の横に立つなど姿を最大限に公開している背景には、金正日への最大限の礼儀を表している姿を作っていると思われる。次期指導者としての存在を内外に誇示する目的もある。

1994年7月の金日成死亡当時、金正日は告別式で霊柩車の横を歩いておらず、遺体が安置される錦繍山記念宮殿で霊柩車を迎えている。

霊柩車の右側には金正恩、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長、金己男(キム・ギナム)党書記、崔泰福(チェ・テボク)最高人民会議議長が並び、左側には李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長、金永春(キム・ヨンチュン)人民武力部長、金正角(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長の順で並んでいた。

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告別式では、金正恩時代の権力の中心となるのが張成沢と李英鎬である事が再度確認された。

特に、張成沢は軍服ではなくスーツ姿で金正恩の真後ろを歩いていた。張成沢は葬儀委員会名簿では19番目だったが、告別式ではロイヤルファミリーの一員として、金正恩後継体制の絶対的な影響力を持った人物であることが伺い知れた。

金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長は、健康上の理由で共に歩く事が出来ず、車で移動したと推定される。