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同通信の報道全文は次のとおり。

戦略資産展開の「適法性」を喧伝する根底には何が敷かれているか

【平壌5月1日発朝鮮中央通信】国際安保問題の評論家チェ・ジュヒョン氏が、「戦略資産展開の『適法性』を喧伝する根底には何が敷かれているか」と題する次のような文を発表した。

尊厳あるわが国家を相手に最も敵対的で侵略的な行動意志を明文化した「ワシントン宣言」なるものを罵倒する国際社会の指弾の雰囲気が、日を追って高まっている。

今回の宣言を受けて周辺諸国を含む国際社会の全般は、「朝鮮半島にまた他の核危機をもたらす起爆剤」「北東アジア地域にオオカミを引き込む行為」「地域を緊張高調と軍拡競争の悪循環の中に陥れる危ない決定」と烙印を押し、それが招く否定的波長について意味深長な警鐘を鳴らしている。

これは、修辞学的威嚇と欲深い軍事的敵対行為で朝鮮半島に恒常的な不安定を造成したことにも満足せず、こんにちは地域全体を恐ろしい核戦争のるつぼに深く陥れようとする米国と南朝鮮のかいらい好戦狂に対する国際社会の公明正大な評価である。

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まさに、このような中で28日、米国は南朝鮮のかいらい国防部当局者を押し立てて米戦略原子力潜水艦の朝鮮半島への展開が「朝鮮半島の非核化に関する共同宣言」に違反せず、法律的に何の問題もないという奇怪なたわごとを並べ立てた。

うそと謀略を日常の茶飯事とする米国特有の破廉恥さと鉄面皮さの極みだと言わざるを得ない。

米国の核戦略資産展開劇がその「適法性」いかんを論じる前に、朝鮮半島緊張激化の主たる悪性因子になってきたのは、誰もあえて否定したり、崩したりすることのできない周知の事実である。

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かつて、朝鮮半島の上空で米戦略爆撃機のけたたましい轟音が響き、朝鮮半島の水域に原子力空母と原子力潜水艦が随時、出没するたびに、地域の情勢緊張指数が爆発的に跳ね上がった客観的現実が、これを明白に立証している。

特に、今年の年明けから、わが共和国を正照準して次々と繰り広げた米国の各種の核戦略資産展開策動によって、朝鮮半島の軍事・政治情勢は依然として不安定の泥沼の中から抜け出すことができず、今この時刻も、核戦争勃発(ぼっぱつ)時計の秒針は一触即発の臨界点に向かって滞りなく疾走している。

米国が今回、目下の手先を駆り出して何によっても弁解することも、隠蔽することもできない自分らの核対決妄動を「適法性」という美辞麗句で粉飾した底意は決して、他にあるのではない。

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世界の至る所で侵略的で排他的な軍事ブロックの作り上げと人類の生存を脅かす核の拡散に狂奔し、国際的な核拡散防止制度を系統的に破壊、蹂躙(じゅうりん)し、特に朝鮮半島を核戦争勃発の危機局面により深く追い込んだ希代の核犯罪の責任からなんとしても逃れようとするところにある。

また、これには戦略原子力潜水艦の定期的な朝鮮半島への展開に「適法性」を付与することで、今後より膨大な戦略資産を公然と引き込める「合法的名分」をもたらそうとする目的が敷かれている。

これに基づいて、南朝鮮の全域を極東最大の核前哨基地に転落させ、世界制覇戦略の実現に効果的に使いこなそうとするのが、米国の追求する覇権的な下心である。

米国が三文の値打ちもない言葉で事態の真偽をまどわし、黒白を転倒することができると思うなら、それよりも大きな誤算はない。

米国がいわゆる「適法性」という荒唐無稽な詭弁を考案しても、朝鮮半島と地域の平和と安全を脅かす侵略的根源としての自分らの黒い正体は、絶対に覆い隠すことができない。---