同通信の報道全文は次のとおり。
国家の発展と人民の生活向上に必須不可欠の宇宙産業建設
国土環境保護省、情報産業省、気象水文局の活動家が記者会見【平壌4月27日発朝鮮中央通信】敬愛する金正恩総書記は、国家宇宙開発局を現地で指導して気象観測衛星、地球観測衛星、通信衛星の保有を国家宇宙開発の先占目標に定めた。
党中央の措置には、災害性気候に徹底的に備えて国の資源を効果的に保護、利用し、人民経済の科学的発展を強力に促していこうとする崇高な意図がこもっている。
朝鮮労働党が示した宇宙征服に関する雄大な構想は、社会主義建設の全面的発展のための総進軍に奮い立った全人民に信念と勇気を盛り立てている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面国土環境保護省、情報産業省、気象水文局の活動家が26日、朝鮮中央通信社の記者に会った。
活動家たちは、党が示した宇宙征服政策の当面目標と展望目標を達成するための中核宇宙科学技術の研究で飛躍的発展を遂げ、実用衛星の開発で注目に値する成果を達成している宇宙科学者、技術者に熱烈な祝賀を送るとともに、宇宙産業の建設こそ国家発展と人民の生活向上のための必須不可欠の事業になると強調した。
国土環境保護省の全哲秀次官は、次のように述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面わが国を世界的な宇宙強国に作ろうと全てをささげている敬愛する金正恩総書記の千万の労苦が思い出されて、激情を禁じ得ない。
宇宙産業の建設は、わが国を世界的な経済力と科学技術力を備えた強国の地位に至るようにするための近道の開拓で中核的な要素となる。
先端科学技術の集合体である人工衛星の利用だけを見ても、それはわれわれの国土環境保護部門で死活の要求に提起されている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面世界的に衛星画像資料を利用して土壌および山林資源を調査し、山火事をはじめとする自然災害を監視し、被災地を自動的に検出して被害状況を定量的に確定する技術が広く導入されている。
わが国でも、山林資源の調査・分析システム、黄金山の造成決心採択サポートシステム、山火事監視情報サービスシステム、遠隔調査技術による河川水域の環境状態変化通報システムをはじめ、衛星資料を通じて山林の造成と保護管理、土壌環境管理と生態環境保護などを科学的に、統一的に実現していく土台を築いた。
今、われわれの実用衛星がより多く宇宙に打ち上げられれば、衛星資料のリアルタイムで国土管理と生態環境保護、災害防止において新しい転換が起き、祖国の山河はより美しく変貌されるであろう。
情報産業省の張英吉次官は、独自の宇宙開発に拍車をかけて経済発展を力強く主導する堂々たる宇宙産業を建設しようとする党中央の構想は情報通信部門に新しい発展展望を開いていると述べ、次のように続けた。
われわれの情報産業は、偉大な党の賢明な指導の下、これまでの数十年間、大きな発展を遂げた。
社会主義強国建設の要求に即して国の通信システムを一層近代化するための活動が力強く進められているこんにち、衛星通信分野の急速な発展を予告する宇宙開発、衛星開発の成果は、情報通信事業で一大変革と前進をもたらす強い推進力になるであろう。
われわれは、国の血脈である逓信をはじめ情報産業の全般に責任を持ったという重い使命感を深く自覚し、通信の近代化水準を絶えず高めることで、国の経済発展を保障し、人民に文明的な生活を提供するのに積極的に寄与するであろう。
気象水文局副局長兼中央気象予報台の李成民隊長は、さまざまな用途の実用衛星の開発を加速させることに関する党と国家の措置は気象水文事業にも活力を注いでいると述べ、感激した気持ちを語った。
歴史的な党中央委員会第8期第7回総会では、気象水文部門が国家が総力を上げる一年の農業の運命を担った先兵としての任務にふさわしく、気象予報活動に新たな改善をもたらすことについて強調された。
現代農業の発展は、気象予報の発展と切り離して考えられない。
気象予報の科学性と正確性、迅速性を保障する上で、衛星情報による気象観測と予報を発展させるのは非常に重要である。
人民経済の全ての部門がそうであるが、実用衛星に搭載された探測機具から寄せられるデータは、全地球的な大気と海洋、陸地の気候変動過程を研究、予測するわれわれの気象水文部門にも切実に必要である。
衛星情報を利用すれば、気象要素を容易く観測しながらも、その正確性と迅速性を高い水準で保障することができる。
われわれの実用衛星が伝送するリアルタイム気象データを受けて気象予報に利用することになる日が遠くないと思うと、喜びを禁じ得ない。
われわれは、いっそう奮発して短期予報と中期予報、長期予報の正確率を画期的に高め、農作物の生育予報と農業気象通報の科学性を向上させ、地域による豪雨および洪水の早期警報システムを開発、導入する活動に拍車をかけていく。---