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金正恩は弔問のために訪朝した、故・金大中大統領の夫人・李姫鎬(イ・ヒホ)夫人に「遠くから訪ねていただき感謝する」と述べたと、イ夫人側が明らかにした。

イ女史と共に訪朝したユン・チョルグ金大中平和センター事務総長は27日午後、京畿道都羅山の南北出入事務所で行われた記者会見で、弔問の際に40〜50分の待ち時間があり、10分間の面談を行ったと伝えた。

イ女史が高齢の為、ユン事務総長が代わって関連内容を紹介した。

ユン事務総長は、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長がこの日午前の面談で「6.15南北共同宣言と10.4宣言を強調しながら、上手く行くことを望むと述べた」と伝えた。イ女史は、金大中前大統領の葬儀に北が送った弔問団への謝意を表した。

一方、玄貞恩現代グループ会長も同日に南北出入事務所に到着し、記者会見を開いた。金正恩との面談について「哀悼を表明しただけで、話は行わなかった。会ってもいない」と明らかにした。

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また「弔問の言葉を伝えただけであり、様々な話をする機会がなかった」と話した。金正恩の印象を問われると「マスコミで見たとおり」とした。

キム常任委員長との会談について「朝11時頃に会ったが、一般的な話ばかりした。今回は純粋な弔問訪問であり、他の話はしなかった」と述べた。続いて金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長が見送りに来たため、短い時間だが会う時間があったと述べた。