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北朝鮮は、金正日の葬儀で南朝鮮の全ての弔問団を受け入れると明らかにした。

北朝鮮の対南宣伝ウェブサイトの我が民族同士は23日、「南側の弔問客に対する我々の誠意ある措置」という文で「我々の関係当局々は、弔意訪問を希望する南朝鮮の全ての弔意代表団と弔問使節を同胞愛の情によって丁寧に受け入れ、開城の陸路と航空路を開放する措置を取る」と伝えた。

続いて「在留期間中、南朝鮮の弔問客の全ての快適と安全性は十分に保障される。これは大国葬の悲しみを分けあう南朝鮮の各階層の熱い追慕の心に対する我々の礼儀と誠意の印」と説明した。

しかし、韓国政府は金大中前大統領と鄭夢憲前現代グループ会長の遺族などに限定的に弔問を承認しており、南北間の新たな葛藤の火種になると考えられる。また、一部の左派団体が自主的な弔問訪朝を推進している状況で、韓国国内での葛藤に飛び火する可能性が高い。

北朝鮮は韓国政府の対応方針も非難した。

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我が民族同士は論評「南朝鮮当局の態度を見守っている」で、「南朝鮮当局は『北指導者と住民の分離対応』を公の場で云々と述べながら、公式的な哀悼と弔意表明をを否定し、住民を慰労するという表現で不純な下心を現わした」と述べた。

続いて「南朝鮮当局が初歩的な礼儀であり、道徳的な弔意訪問まで無視し遮断する事は容認できない反人倫的な野蛮行為。それが、今後の北南関係に及ぼす重大な影響を考慮しなければならない」と述べた。

また「南朝鮮当局の出方次第で北南関係が雪解ける事も、完全に終わる事もあり得る。初歩的な礼儀と人倫・道徳も知らない人に対しては、しっかりと計算することになり、重ね重ね、高い代価を支払うことになるだろう」と強弁した。