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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は7日、「NATO(北大西洋条約機構)の拡大は新しい災難を招く」とする、国際問題評論家キム・ユチョル氏の論評を配信した。

論評は、フィンランドのNATO正式加盟(4日)にロシアが強く反発していることに触れ、「歳月が流れ、時代は変わったが、古びた軍事・政治同盟を引き続き維持して自分の戦略的ライバルが永遠に立ち上がれないように制圧し、自分らが主導する一極世界を樹立しようとする米国の陰険な目的は、いささかも変わっていない」と米国を非難した。

また、日韓がNATOとの連携を深めていることについて「現在のウクライナ事態が見せているように、NATOの触手が伸ばされる所にはいつも武装衝突と戦争の後暴風が決まって押し寄せ、流血惨劇が生じる」と指摘。

続けて「北大西洋という自分の庭を越えて全世界を『NATO化』しようとする米国の戦略は、始まりも無謀であるがその終わりはなおさら自滅的な妄想に過ぎない」と主張した。