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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は6日、米韓軍と日本の自衛隊が行った海上共同訓練を非難する国際問題評論家チェ・ジュヒョン氏の論評「米国主導の侵略戦争演習の拡大は朝鮮半島地域情勢を爆発点に追い込む起爆剤だ」を配信した。

日米韓3カ国は、北朝鮮の潜水艦との戦闘を想定した海上共同訓練を3日から4日にかけて、韓国済州島南方の公海で行った。同様の訓練は2022年9月以来となる。

論評は、「われわれの度重なる厳かな警告にもかかわらず、歴代最大規模の反朝鮮合同軍事演習を同時多発的に強行し、朝鮮半島の安保形勢を核戦争勃発状況へ追い込んでいる米国が3、4の両日、日本、南朝鮮と連合海上訓練を行った」と述べた。

また、「さほど大きくない朝鮮半島地域を巡って一度の全面戦を行っても余りある数十万の連合軍と先端であると自己評価する中核戦略資産が総出動される米国主導の合同軍事演習こそ、その好戦的性格や規模と強度において世界のどの軍事訓練にも比べられない前代未聞の侵略戦争演習であると言わざるを得ない」と非難した。

そのうえで、「米国をはじめとする好戦狂らの軍事的挑発行為が度を超えている現実は、われわれの国防力のより明白な立場と回答を待っている。われわれの戦争抑止力は、自分の重大な使命に対する責任感と自信を攻勢的行動で引き続き見せ付けるであろう」と強調した。