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最近、北朝鮮政府の市場統制がより強化されている。

北朝鮮の内部情報筋は、“政府の市場統制方針以後、列車保安院(警察)の取り締まりももっとひどくなった”といい、“住民たちの商売の荷物をやたらに引き出して見たり、ひどい時は、女性たち下着まで捜索する”と伝えた。

最近、北朝鮮政府は、市場で販売することができない禁止品と価格を決めておくなど、市場統制を強化した。

また、35歳未満女性の市場での商売禁止を45歳未満に調整、中年以下の女性たちの商売を禁止した。45歳未満の女性が商売したり、禁止品を売れば、市場担当保安院や市場管理員たちが品物を強制に回収、または罰金を科す。

情報筋は、“商人たちが貴金属や、化粧品、薬などを厚ぼったい服の中に隠したりするので、保安院たちは彼らの身体をくまなく捜す”といい、政府の方針が出た後、安院たちが積極的に取り締まりに出ている”と伝えた。

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市場統制は、長距離商人たちにも及び、列車を利用した商人たちに対する取り締まりも強化された。若い女性たちが荷物をたくさん持って通れば、例外なしに荷物を探して品物を強制的に奪う。

平壌も12月1日から、49歳以下の女性たちは、市場で商売することができないようにした。今は、39歳以下の女性たちの商売を禁止させている。また、市場に許容された売場でだけ販売するようにし、12月1日を控え今、平壌の市場は人々が群がっているという。

北朝鮮の列車は毎区間ごとに、鉄道保安院(鉄道警察)と乗務員たちが乗る。鉄道保安院たちの任務は、旅行証明書(通行証)と公民証検閲、窃盗犯を含めた怪しい乗客の取り締まりが基本だ。これに、長距離商売をする女性たちに対する取り締まりの権限が加わった。

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鉄道保安院たちは、大きい包みや商売品物に疑いがありそうなら、捜して取り締まり班に連れていく。保安院たちは荷包みを捜索しながら ‘商売荷物なら沒収する’と威嚇する。最近、45歳未満女性の商売禁止措置以後、荷物所有にあたり、45歳未満の女性なら無条件沒収するとし、荷物を取り上げると言う。長距離商人たちは、鉄道保安院に現金やタバコなど賄賂を渡せば、品物を取り戻すことができる。

情報筋は、“市場統制方針以後、鉄道保安院に捧げる賄賂の金額がもっと上がった”といい、“今回の方針で鉄道保安院たちが暮し向きがよくなった”と言った。

また、鉄道保安院たちが新しい取り締まりの権限を持つようになり、長距離商売をする若い女性たちをセクハラするなど、不当な性関係を要求する現象も起きたと言う。商売の荷物を沒収すると言っておきながら、性奉仕を要求するというのだ。

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彼れらはまた、“密かに金を売るのか検査して見なくちゃいけない”と女性たちを取り締まり班に連れて行き、検査名目で下着まで脱ぐようにし、セクハラをする場合もあると言う。女性が抗議したら、荷物を沒収したり、公民証、旅行証明書を勝手に駅の交番に預け、その女性も列車から強制下車させると言う。

一方、情報筋は、“北朝鮮には人権に関する法律自体がなく、一般住民たちも人権意識が非常に低く、このような現象が頻繁にあり、社会的問題に惹起されない”と言った。彼は、“今回の市場統制方針で保安院、保衛員、党幹部たちの専横がもっとひどくなり、無差別的な人権蹂躙現象がより露骨化された”と言った。