米朝が北京で食糧援助の2日目の議論を行なっている。
米国のキング対北人権特使と北朝鮮の李根(リ・グン)外務省米国局長は15日午後、北京市・朝陽区の北朝鮮大使館で2時間程度の対話を行なっている。
非公開で行われている2日目の協議会場は米国大使館になる可能性が高い。当初の予定では2日間の日程だったが、協議日数を1日延長する可能性もある。
北朝鮮は大規模なコメ支援を希望しているが、米国は転用の可能性を懸念し、幼児用のビスケットや粉ミルクなどの栄養物資支援の提供を提案している。また、一括的な支援ではなく、段階的かつ適切な支援のモニタリングが必要であると主張している。
キング特使はコメ支援を提供しないと明らかにしており、北朝鮮のコメ支援要求が受け入れられる可能性は低い。キング特使は、今年6月に開かれた米下院外交委員会聴聞会で、このような立場を明らかにしている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、2009年に北朝鮮が米国の食糧支援を突然拒否し、北朝鮮に2万トンに達する支援物資を残したままになった問題も解決されなければならないという立場であり、この問題も議題に対象になると思われる。
今回の協議の結果が3次米朝対話再会の重要なカギになると思われる。これと関連し、デービス米国対北政策特別代表は15日、「直接的な関連はないが、協議がどのように行われるかを綿密に観察している」と明らかにした。
ソン・キム在韓米大使も15日、外交通商部での記者懇談会で「何も決定されていないと聞いている。米国、韓国や6カ国協議参加国は、実質的な対話再開に向けた真摯な意志があると思うが、これは北朝鮮にかかっている」と明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面一部では、23日頃に東南アジアや北京で3次米朝対話が行われる安が検討されているとの観測が出されている。