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金正哲の次男である金正哲が、朝鮮労働党組職指導部副部長に抜擢されたという、日本の言論の報道は、最近、北朝鮮を訪問して来た在日朝総連高位幹部の証言を基としたことがわかった。

北朝鮮内部の消息に精通した日本の消息筋は、“金正哲が、組職指導部副部長に抜擢されたという諜報は、最近、北朝鮮を訪問した朝総連の高位幹部が、労働党対外連絡部幹部を通じて聞いたことがわかった”と 7日、明らかにした。

“その朝総連幹部は、金正日の最側近であるリ・ジェガン組職指導部第1副部長が、金正哲の執務を補佐しているという話も伝えてきた”と付け加えた。労働党対外連絡部は、朝総連の活動を指導.管理している。

この消息筋は、“日本情報当局は、’金正哲が、組職指導部副部長に抜擢されたという情報は確認されていない’と言うが、リ・ジェガンという具体的な顔が割れたという事実に、日本の情報当局も注目している状況”と伝えた。

去る24日、金正哲が、組職指導部副部長に抜擢されたという毎日新聞の報道以後、金正日の後継ぎレースが確定されたことではないかと言う推測が主流だった。

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毎日新聞は、北朝鮮政権に近い複数の消息筋を引用、金正哲が金正日のような中央党本庁社の執務室で勤めていて、随時、金委員長の指示を受けていると報道した。

消息筋は、しかし、“日本の情報当局は、正哲を後継者に立てようとする、北朝鮮内部の勢力たちが、わざわざ情報を流した可能性もあると思っている”といい、朝総連幹部を通して、情報を流出、継継ぎに有利な事実を占めようとする戦略であるかもしれない”と明らかにした。

彼は、最近、金正日の長男である金正男が、フランスで日本のTVに露出したことも高度の言論の演出に見られる”といい、 “金正男が、実際、後継者になる意向があるかは確かではないが、以後、金平日(金正日の義理の弟)のような境遇に置かれないために、金正哲を牽制しているようにみえる”と観測した。

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一方、消息筋は、“その朝総連幹部は、去年の北朝鮮のミサイル打ち上げ以後発動された、日本の対北制裁で朝総連組職が、急激に崩れる危機状況を経験するようになると、現状を訴えるために北朝鮮を訪問したようだ”と伝えた。

彼はまた、“日本の対北制裁で、北朝鮮政権は大きな打撃を受けなかったが、むしろ、水産物輸入や日本の中古製品輸出などをしていた朝総連系の人々が、大きな被害を受けた”といい、“朝総連組職が崩壊危機に置かれると、北朝鮮政府が、日本人拉致問題に最小限の誠意を見せて、危機状況を打開してくれという朝総連の声が大きくなっている”と説明した。