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北朝鮮当局が、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の耀徳(ヨドク)にある15号管理所(政治犯収容所)の施設の改造を行ったもようだ。

北朝鮮国内の幹部情報筋は、韓国デイリーNKの取材に対し、15号管理所の各区域で建物の解体、補修、建て替えが行われたと述べた。一連の作業は昨年秋から始まり、今年10月に完了したという。

建物の建て替えが行われた区域には、管理所ができた当時に収容された人々の子孫が住んでいる。そこに収容されていた人々は、今後も釈放されることはない。

「彼らは絶対に外に出られない。孫子の代まで収容されるのだ」(幹部)

15号管理所の収容人数は、2020年3月に5万5000人、2021年7月に5万6800人だったのが、2022年6月には4万2900人に減っている。この管理所には、決められた刑期を過ぎれば釈放される「革命化区域」が存在するが、収容人数の減少は釈放者の増加によるものではなく、感染症などの原因で死亡する人が増えたことによるものと思われる。

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幹部情報筋は、建物の建て替えのみならず、管理所の編制と行政体系を変更したとし、その理由を「政策に基づく懲罰課題と部署別区域修正計画を執行した」ものとし、「外部の視線を避けるための措置ではない」とした。

国連総会の第3委員会(人権)は、2005年から18年連続で、北朝鮮人権非難決議を採択しているが、そのような国際社会の非難を気にしての措置でもなければ、この管理所の閉鎖でもなく、単に管理体制を整備したに過ぎない。

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