北朝鮮外務省の報道官は23日、米国が国連安全保障理事会で議長声明案を提示したことを非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
米国は22日、北朝鮮が11月18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、「最も強い表現」で非難する議長声明案を国連安全保障理事会に提示した。
談話はこうした動きに対して、「国連の名を盗用してわれわれの合法的な自衛権に言い掛かりをつける文書を採択するということは結局、朝鮮民主主義人民共和国の主権に対する無視であり、重大な内政干渉企図である」と反発した。
また、「国家主権の中核である自衛権を強奪しようとするのは、われわれの自主権、主権を認めないということで、主権国家に対する最も重大な挑戦であり、われわれが必ず行動で反撃しなければならない極めて危険な行為である」と強調した。