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国内に入国して、韓国国籍を取得した脱北者たちが、自分の身分を韓国に入国しない第3国(中国または東南アジア居住) 滞留脱北者に偽装してイギリスに難民申請をする事例が急増していることがわかった。

この脱北者たちは、観光目的にイギリスにノービザ入国をするなどタイなど東南アジア国家に出国し、偽造パスポートを購入、イギリスに入国して難民申請をしていることが明らかになった。このような形で、現在イギリスに入国した脱北者たちは少なくとも200人余りが越えることがわかり、衝撃を与えている。

今年11月、イギリスに入国し、難民審査を終えた脱北者のイム某(25) さんは、“難民審査過程で調査官たちが、イギリスにだけ北脱北者が400人位居住しているという話を言ってくれた”といい、“彼らの大部分が韓国国籍ながらもイギリスに難民申請をした脱北者と思えば良い”と言った。

デイリーNKと電話で話したイギリス行きの仲介ブローカーは、“こんな方式でイギリスに入国した脱北者が数百人を超える”と言った.

イギリス難民審査機関は、難民申請をした韓国国籍の脱北者たちを大部分、受け入れていることがわかった。イギリス大使館関係者は “事実関係を本国に問い合わせ中にで、今週中に公式立場入場が出るそうだ”と返事した。

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イギリス難民審査をパスした複数のの脱北者たちによれば、イギリスに入国した脱北者の大部分は、現在、韓国国籍取得事実を隠した脱北者たちが大部分で、中国朝鮮族が脱北者として身分を装う場合も多いと言う。彼らは、 “韓国で脱北者を2等国民として扱うことに耐えられなかった”といい、“先進国で英語も学ぶことができるから、新しい出発を決心した”と明らかにした。

彼らによれば、第 3国を経てイギリスに入国する場合、おおよそ300万ウォン以上の経費が必要となるこがわかった。彼らはここに必要となる費用を政府から支援してもらった住宅公社アパートを返還する方式 (おおよそ 600万ウォン以上を払い戻し受ける)で用意している。

このような国内入国の脱北者たちのイギリス行きは、若い脱北者の階層で流行のように広がっている。北朝鮮脱出青少年代案学校である黎明学校のピョン・チョンフン教師は、“総 35人の在校生の中で 6人がイギリスに発った”といい、“彼らはブローカーを通じて個人的に動き、学校側でも全くきづかなかった”と言った。

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脱北者たちが直接製作する ‘定着の新聞’のチョン・ビョンホ編集人も、“イギリスにいる知人に直接聞いたところによれば、イギリスに入国した脱北者の数がもう300人を越した”といい、“ブローカーたちが自分たちの営利を目的に脱北者たちを懐柔して、その数がどんどん増えていく様子”と言った。この間も、自分もブローカーにイギリス行きの勧誘受けたと打ち明けた。

脱北者たちのイギリス不法入国事例が、どんどん増えているのに、韓国政府は実態さえ把握することができない。統一省の定着支援とチェ某事務官は “脱北者たちのイギリス行きについて聞いたことがない”と言った.。

北韓人権情報センターのユン・ヨサン所長は、“脱北者たちを支援しているイギリス内の韓人教会の関係者たちが ‘これ以上脱北者たちを送らないでくれ’と言う”といい、“イギリス政府が今は分からなくても、脱北者たちを受け入れていることが知られる場合、深刻な社会問題につながる”と強調した。

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脱北者同士会のイ・へヨン事務局長は、“韓国に入国した脱北者たちが、能力の限界も感じ、国民情緒や見えない差別を受けている”といい、“未来に対する確信がないから福祉がよくできているというイギリス行きを選択している”と言った。

イ局長は “どの社会も適応には難しさがあるものだ”といい、“分断されたがここでも、私たちの祖国という考えを持って、屈せず勝ち抜くのが後輩の脱北者たちにも望ましい”と言った。

▲ イギリスの脱北者の調査手続き及び方法 = 現地難民審査をパスした脱北者たちは、イギリスで難民資格を受けることがわりと易しいと言う。

イギリスの移民局は、脱北者たちに対して、他の国の難民たちと同等な手続きによって調査をする。調査過程の質問も北朝鮮の歌、歴史、地理など北朝鮮の行政体系や内部事情に対していくつでも分かっていても北朝鮮人と認定、難民資格を与えている。特に北朝鮮貨幤、出生証、公民証、写真を持っていれば移民局の審査を簡単にパスすることができる。

イギリスに入国した脱北者たちは、空港で入国目的、滞留期間、宿泊蘭?ツ否などに対する簡単な入国審査を経る。この時、入国不許結果が出る場合もたまにあると言う。入国審査をパスすれば普通一日宿泊して、すぐに移民局に行き、“I am North-Korean”と言えば直ちに難民手続きを踏むことができる。

すでに韓国入国過程で、厳格な調査過程を経験した脱北者たちは、イギリス移民局の調査に対して、‘形式的な調査に過ぎない’と言う。

イギリスに居住するある脱北者によると、“調査期間にはホテルで生活するのに出入りも自由で、一日に一度調査機関へ行って簡単な調査受けて、それ以外にはとても自由に過ごす。韓国のように閉じこめておかれなくて良い”と言った。

▲ 国内入国の脱北者たちのイギリス行きの方法 = 脱北者たちのイギリス行きの方法は大きくわけて二つだ。一つは、観光を装ってノービザで入国する方法で、もう一つは、第3国を通じ、偽造パスポートを使っての入国だ。

タイなど東南アジアに出国した脱北者たちは、現地で紹介を受けたブローカーに会って、入国方法と難民審査過程について詳しく説明を聞く。ブローカーたちは、脱北者たちが、北朝鮮や中国で住んですぐにイギリスに入国したように偽装するために、彼らに北朝鮮産の特産品や服類などを準備してあげる。また、中国や香港または東南アジアで偽造パスポートを作ってあげる。

▲ なぜ脱北者たちはイギリス行きを試みるのか = 生活苦や教育による負担が、脱北者たちのイギリス行きをけしかけている。また、ブローカーたちの懐柔も、このような現象に加速度をつけている。

子供がいる脱北者たちは、個人の負担教育費に対する負担感、子供たちが学校生活にうまく適応することができないことに対する不安感のため、イギリスに行こうとする。生活費の支援だけではなく、教育まで国家が責任を負うイギリスの福祉及び、教育政策に対する期待によるのが決定点だ。

未就業の脱北者たちの場合には、イギリスで年を取った難民には、家と生活費を提供するというブローカーたちの話を聞いて行く場合も多い。彼らは職場生活の適応に失敗し、それによる生活苦を堪えることができずに、イギリスの福祉政策に無計画に希望をかけて出国する。

イギリス行きを準備中の脱北者のキム・ヨンチョル(仮名.42)さんは、“私たちは韓国で中国の朝鮮族よりもっとひどい、侮辱と軽蔑にあう”といい、“どうせ移民者扱いを受けるのなら、いっそ、‘鼻の大きいやつら’の中へ行って、移民生活することが、同じ民族に侮辱を受けるよりずっとましだ”と言った。

一番深刻な場合は、大学生たちと青少年たちのイギリス行きだ。彼らはブローカーの懐柔や周辺のうわさだけを聞いて、イギリス行きを決心している。正式な留学手続きもあるが、各種費用と難民に与えられる福祉の恩恵、国籍取得が比較的容易という点のため、難民制度を利用している。

イギリス行きを準備しているソウル S大学在学中のハン・ソンヒ(仮名.23)さんは、”未熟な英語力のため、学業成績が不振で、卒業後の就業がとても心配が”といい、”イギリスへ行って、英語を学んでずっといるか、また帰って来る方法もある”と言った。

黎明学校のピョン教師は、 “6人の学生たちがイギリス行きを試みて、残りの学生たちがひどく動搖している”といい、“彼らは、韓国の大学入試、学費、住居、生活などの問題を直接解決するより、イギリスへ行って難民の地位を獲得して、問題を解決しようとするつもりなようだ”と言った