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北朝鮮の金先敬(キム・ソンギョン)国際機構担当次官は7日付の談話で、国連のグテレス事務総長が4日に北朝鮮の弾道ミサイル発射を懸念する声明を出したのは「言いがかり」だとしながら、「強い遺憾を示すとともに、それを全面排撃する」として強く反発した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は、一連のミサイル発射は「米国と南朝鮮が繰り広げた史上、最大規模の連合空中訓練に対する当然な反応であった」としながら、「にもかかわらず、国連事務総長がホワイトハウスや国務省のスポークスマンにでもなったかのように、彼らが並べ立てる言葉をそのまま唱えているのだから、嘆かわしさを禁じ得ない」と述べた。

さらに、「主権国家に反対して空母と戦略爆撃機を公然と引き込み、ヒステリックに繰り広げる戦争演習は『防御的』なものに見なされ、それに対処した正当な自衛権の行使は『挑発』と烙印が押されるなら、世界の平和と安全保障を第一の使命とする国連はその存在名分を喪失することになる」と強調。

「朝鮮半島情勢がこのように険悪になったのは国連事務総長の不公正で偏見的な行為にも一定の責任がある」と主張した。