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朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀部の報道官は19日、「今日、午前8時27分頃から9時40分の間に、わが軍第5軍団前方の前線一帯で敵が再び10余発のロケット砲弾を発射する軍事的挑発を強行した」と発表。「敵情に対処してわが軍東部および西部前線部隊に今一度東・西海上に威嚇・警告射撃を行うことに関する指示を下達した」と明らかにした。

韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は同日午後0時半頃に西部の海岸から黄海に向け約100発の砲射撃を行ったという。

北朝鮮は18日夜にも東西両岸の2カ所から海上緩衝区域に約250発の砲射撃を行った。

韓国側は「海上緩衝区域内への砲射撃は明白な南北軍事合意違反」だとして、即刻中止を求めている。