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同通信の報道全文は次の通り。

チュチェの革命的党建設史に特記すべき不滅の大綱
金正恩総書記が朝鮮労働党中央幹部学校で記念講義

【平壌10月18日発朝鮮中央通信】偉大な党中央の洗練され、老熟した指導に従って、朝鮮労働党はチュチェ革命の新時代とともに党建設偉業の世紀的模範を創造し、強大なわが祖国の尊厳と栄誉、英雄性を世界にとどろかせている。

前代未聞の挑戦と難関を排し、朝鮮式社会主義偉業を新たな勝利へ力強く導く偉大な朝鮮労働党に対する千万の人民の絶対的な信頼の念が非常に高揚している時期に、わが党建設の新たな百年の大計を保証する不滅の大綱が宣明された。

金正恩氏が労働党中央幹部学校で記念講演を行った(2022年10月18日付朝鮮中央通信)
金正恩氏が労働党中央幹部学校で記念講演を行った(2022年10月18日付朝鮮中央通信)

朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が10月17日、党幹部養成の最高殿堂である朝鮮労働党中央幹部学校を訪れてわが党の強化・発展史に特記すべき歴史的な記念講義を行った。

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金正恩総書記を現地で、朝鮮労働党中央幹部学校のペク・ヒョンチョル校長、チャン・ソンホ党書記が迎えた。

金正恩総書記に、中央幹部学校の責任活動家が香ばしい花束を謹んで差し上げた。

夢にも慕い、まみえたかったわが党の総書記同志を革命の始原であり、わが党の栄光に輝く歴史的根源となる「トゥ・ドゥ(打倒帝国主義同盟)」が結成された意義深い日に校庭に迎える夢のような光栄に浴することになった全ての教職員、学生は嵐のような「万歳!」の歓呼の声を上げた。

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金正恩総書記は、熱狂の歓呼に手を振って答礼し、教職員、学生に温かいあいさつを送った。

朝鮮労働党中央委員会書記である趙甬元、李日煥、金才龍、チョン・ヒョンチョル、朴泰成の各氏と、朝鮮労働党中央委員会のチュ・チャンイル部長が同行した。

金正恩総書記はまず、わが党の栄光に輝く歴史とともに中堅幹部養成の原種場としての重大な使命を遂行してきた朝鮮労働党中央幹部学校が党幹部陣容の成長・強化に積極的に貢献していることについて評価し、全ての教職員、学生が党中央と志と意志、実践を共にし、党の強化・発展とわれわれの聖なる闘争綱領の輝かしい実現のためにより力強く、より堅実に奮闘していくとの期待を表明し、彼らと共に意義深い記念写真を撮った。

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金正恩総書記は、校内に建てられた金日成主席の親筆碑を見て回った。

金正恩総書記は、わが党の創立者である主席が1948年8月、中央党学校1年制班の初の卒業生たちに自ら書いてやった貴重な親筆教示こそ、わが党の建設と活動の全過程に貫かれた不変の指針と原則を集約的に盛り込んでいる希世不滅の大命題であると述べた。

金正恩総書記は、労働党の性格と作風の真髄が盛り込まれた命題を学生たちの胸に生と闘争の根本として刻み付けさせてこそ、人民に対する絶対的かつ、献身的な奉仕を体質化したわが党の真の活動家に育成することができると強調した。

金正恩総書記は、革命事績教育室をはじめとする学校の各所を見て回りながら、教育の実態を調べた。

金正恩総書記は、中央幹部学校の教育活動を強化することは党の前途に関わる中核的な問題であると述べ、わが党が自分の百年の大計を確信を持って見通すためには党建設の代をしっかり継いでいく中核を育成する重大な使命と任務を受け持っている党幹部後進育成の原種場の活動を変遷(へんせん)する時代の要求に即して一新すべきであると語った。

金正恩総書記は、朝鮮労働党中央幹部学校を大学の上の大学につくって、これを母体にして各級党幹部養成機関の教育水準と役割を強めるための活動を力強く推し進めようとする党中央の決心を披歴しながら、わが革命の根が下りた意義深い日を新しい出発線にして学校の教育活動をわが党の百年の未来を安心して委ねられるように革新していく歩幅を大きく伸ばそうと述べた。

朝鮮労働党総書記である敬愛する金正恩同志は、中央幹部学校の教職員、学生の前で「新しい時代のわが党の建設方向と朝鮮労働党中央幹部学校の任務について」という題目の歴史的な記念講義を行った。

偉大なわが党の総書記同志を教壇に高くいただいて一生の光栄に刻み付けられる革命講義を受けるようになった参加者の大きな歓喜と激情によって、場内は沸き立った。

金正恩総書記が登壇すると、わが党の強化・発展とわが国家の限りない繁栄と栄光、人民の福利のために不眠不休の思索と労苦をささげていくチュチェ革命の卓越した領袖である偉大な金正恩総書記を仰いで上げる熱狂の歓呼が活火山のように噴出した。

敬愛する金正恩総書記は、偉大なわが党の強化活動がいつよりも深化しており、わが革命の将来のために重大な歴史的課題としていっそう浮き彫りになっている時期に、党の中核を育成する聖なる使命を担って課された革命任務の遂行に奮闘している朝鮮労働党中央幹部学校の教職員、学生に党中央委員会の名で感謝を与えながら講義を始めた。

朝鮮労働党中央幹部学校は、わが党中央が直接指導する党幹部養成の原種場である。

長きにわたる栄光に輝くわが党建設史と闘争史には、中央幹部学校が成し遂げた大きな貢献が記されている。

わが党が創立初期に中央党学校を創設したのは、極めて正当で賢明な措置であった。

解放後、建国、建軍偉業を担って導くわが党には党勢を急速に拡大、強化すると同時に、将来、社会主義政権党に発展していく上で必須不可欠の組織的基礎と思想的・理論的基礎を築くべき重大な任務が提起された。

主席の先見の明のある発起と指導によって、革命の当面課題と戦略的・歴史的任務に応じられるように1946年6月1日、わが国で初めて党幹部を育成する常設的な党学校が創立された。

中央党学校が創立されて、わが党は複雑かつ困難な情勢の中でも始めから中核を系統的に養成し、理論的・実践的問題を深みのあるものに解決していける威力ある原種場を持つことになった。

朝鮮労働党中央幹部学校は、革命の各年代記に付与された使命に応じて巧みな自分の幹部陣容を絶え間なく育成し、提示される党の思想と路線、政策を理論化、総合体系化しながら、党の組織的・思想的強化と指導活動を教育実践的に、学術的に擁護してきた。

学校が輩出した数多くの党活動家と人材は党と国家建設、革命闘争の各方面で巧みで堅実な活躍によって大衆を先導する模範を示したし、わが党と革命を勝利に向けて前進させることに大きく寄与した。

革命偉業に対する高い責任感と真摯(しんし)な研究態度、充実した教授戦略を堅持しながら、社会主義政権党の闘争を頼もしく裏付ける貫禄ある教育陣、理論陣があるのは終始一貫、わが党の誇りとなってきた。

こんにち、わが党は80年に近いその執権史を100年、いやそれ以上の長久さへ限りなくつながせるべき責任ある時期に直面している。

ここで、朝鮮労働党中央幹部学校の占めている位置と課されている任務がきわめて重要である。

総書記は、わが党の革命思想が偉大で、業績が大きいとしても、党の後進を錚々と育成できるように教育システムを完備できなければ、そのために党の偉業を担っていく後進が立派に準備されなければ、党の思想と業績を継承するどころか、未来そのものについて考えられないということは自明のことであると述べ、党の後進育成システム、幹部養成事業に新たな革新性と発展性を付与すべき必要性について言及した。

総書記は、全党的に常に党の創立初期の崇高な理念と覚悟を堅持し、発揚させるための教育と闘争を深化すると同時に、わが党本然の革命的党風を体質化した党活動家を育成する活動を責任を持って強く推し進めなければならないと述べ、現在、党中央が社会主義建設の現実的要求とチュチェ革命の将来発展の必然的要求から党建設と党活動を改善、強化するための明確な思想・理論と方針を打ち出し、その実現に多くの努力を傾けていることについて指摘した。

総書記は、革命発展の新時代に合致するように党の指導力と戦闘力、指導術を高めていく歴史的闘争の道程に探究、定立され、実現している重要な思想と理論、実践の経験は党幹部育成事業に積極的に具現され、遅滞なく学術的に総合体系化、豊富化されて全党の強化と展望的発展に作用すべきであると述べ、これまでの10年間、わが党がその発展の道程で収めた成果と新時代の党建設方向、学校活動を革新するための課題と方途的な問題を論述した。

敬愛する金正恩総書記は、党を強化するためのこれまでの10年間の闘いについて言及した。

金正恩総書記は、全党を金日成・金正日主義化するための10年間の闘争道程はわが党の存立と前途において最も要で決定的な年代であったと述べ、次のように続けた。

わが党と革命はこれまでの10年間、その根本的性格を徹底的に守り抜きながら著しい前進・発展を遂げた。

これは決して、歳月がプレゼントした結果ではない。

もっぱら継承と発展の重大な使命をしっかりと担い、その遂行の正答を探して苦心し、実践するために果敢に邁進(まいしん)してきたわが党の堅忍不抜の闘いの結実であり、もし、それがなかったなら、こんにちの偉大な現実がなかったはずである。

これまでの10年間行われたわが党建設の特徴は、徹底した継承性と斬新な革新性を結合させるとともに、当面の革命任務遂行に向けた党活動の強化と革命の将来発展を保証する展望的な党建設を配合したことである。

これまでの10年間、わが党は自己強化において歴史的意義を持つ継承期と発展期を経た。

この期間、わが党建設の変遷過程を大きく区切る分水嶺は一度の代表者会議と二度の大会である。

わが党にとって、第4回党代表者会議と第7回、第8回党大会は単に、歳月の流れと世代の交代に伴う最高の会合ではなく、党建設において必須的で積極的な発展段階をもたらした画期的契機であった。

2012年4月に行われた朝鮮労働党第4回代表者会議は、革命偉業継承の歴史的課題が前面に提起されたことに応じて、継承性が徹底した党の指導思想と最高綱領を確定し、その実現を確信をもって導くことのできる新たな指導部を構成した。

これによって、わが党は新たなチュチェ100年代の初の出発線で金日成・金正日主義党建設偉業を揺るぎなく継承していける確固たる政治的・組織的・思想的保証を築くことになった。

2016年5月にあった朝鮮労働党第7回大会は、わが党の歴史において36年ぶりに行われた大会として党の強化・発展において新しい段階を切り開いた。

尊厳ある金日成・金正日主義党に建設されてきた戦闘的道程を誇らしく総括し、発展する革命の要求に即して党の革命的性格をいっそう強化し、指導的役割を絶えず強めるための闘争課題を提示した第7回大会を通じてわが党の指導力と戦闘的威力がはっきり誇示された。

2021年1月に開かれた朝鮮労働党第8回大会は、党の指導力と戦闘力を全面的に強化する上で新たな革命的転換をもたらした。

第8回大会を起点にして、わが党は5年を周期として革命発展と自己強化を牽引(けんいん)する定期的かつ効果的な活動体系を持つことになり、党建設と党活動の原理に即して改正された党規約と再調整、再整備された党の各中央組織の機能と役割に基づいて、党活動全般を持続的に、革新的に深化、発展させていけるようになった。

この他にも、党の指導的役割を向上させ、全党強化の必須要素とポイントを整備、補強することに目的を置いた党中央総会と部門別会議が計画的に行われた。

このように、党そのものの強化・発展を優先視する原則に基づいて党建設と党活動発展の里程標となる主要契機を積極的に設定し、有意義な道程を経由したので、わが党は社会主義政権党が指導の代を継ぐ時期に現れうる混乱と陣痛を予防しながらも必然的に提起される継承と発展の重大課題を革命的に解決することができた。

決して、平凡でなかったこれまでの10年間の戦闘的道程を振り返るこの時点で、わが党はその発展と革命偉業の遂行において根本的かつ中核的な意義を持つ大きな勝利的成果を収めたことについて誇らしく言うことができる。

わが党がこれまでの10年間、党建設と党活動において収めた成果は大別して三つとして、

第一に、思想と指導の唯一性を確固と守り抜き、継承したことであり、

第二に、指導的機能と役割を非常に強めたことであり、

第三に、人民に奉仕する革命的性格をいっそう強化したことである。

わが党を思想と指導の唯一性が確固とした革命的党に引き続き強化し、発展させられる万年土台を築いたのは、この期間に党建設において収めた最も貴重な成果となる。

革命と建設を導く党が歴史のあらゆる挑戦を克服し、その使命に最後まで忠実であるためには、いつも思想と行動の統一を徹底的に保障しなければならない。

すなわち、全党が一つの思想、一つの中心に基づいて思想的・意志的に団結し、行動・実践を一致させなければならない。

このような要求は、人の有機体が一つの脳髄によって支配されないで脳髄が二つなら正常の活動をすることができないように、党という組織体も一つの首脳、唯一中心によって指導されなければその機能を果たすことができず、四分五裂するという一般的原理と理にも全的に合致する。

わが党が久しい前から思想と指導が唯一の党に建設されたとして、代が交代しても自ずと、そして惰性的に、遺伝的にその伝統が純潔に守られ、堅持されるのではない。

革命偉業の継承の時期に、党の思想と指導中心を確固と固める活動を用意周到に強力に行わなければ必ず、先代領袖の思想と業績が歪曲(わいきょく)、き損され、党の変色、分裂を食い止めることができず、結局は死滅してしまうということは、世界の社会主義政権党の歴史に刻まれた深刻な教訓である。

総書記は、現実は思想と指導の唯一性を保障することを一寸の譲歩もなく一貫して堅持してきたわが党建設の正当性と生命力を反証する一方、いかなる場合にもこれを最も完璧(かんぺき)に継承していかなければならない必要性を浮き彫りにさせていると述べ、次のように続けた。

わが党は、新たなチュチェ100年代の初期に金日成・金正日主義を唯一の指導思想に規定し、全党の金日成・金正日主義化を党建設の戦略的路線に掲げることによって、党の理念と性格を永遠に守り抜くことのできる政治的筋金をしっかり立てて党建設の基本方向を明白に確定した。

そして、先代領袖たちの業績を固守して輝かし、継承するための闘いを全党的に力強く展開した。

2015年2月に行われた党中央委員会政治局拡大会議を契機に、わが党は領袖の教示貫徹で収めた成果と経験、欠点と教訓を全面的に総括し、この活動をいっそう深化させた。

これによって、全党的にどの部門、どの単位の党組織を問わず、先代領袖たちの教示をもれなく定立し、時代の高さに合わせて完璧に実行する固有の党風が確立するようになった。

党内に唯一的指導体系をいっそう徹底的に確立し、全面的に強化したのは、革命的党建設偉業を継承する上で根本問題を解決したことになる。

総書記は、革命偉業、党建設偉業の継承において根本問題は指導の継承であると述べ、わが党がチュチェの革命偉業継承の重大な歴史的時期、全ての党員の支持の下に唯一的指導体系を確立するための活動を強力に展開したし、これに基づいて党と人民の一心団結をいっそう強固にし、党内で思想と指導の唯一性を守り抜いたことについて強調した。

総書記は、最近、わが党は唯一的指導体系を強化する活動に対する新しい定義と、達成すべき目標を定式化し、全般的な党活動の実践をその実現へ志向させていると述べ、言葉を続けた。

思想と指導の唯一性を継承し、徹底的に保障してわれわれの革命偉業をいささかの変色や脱線もなく最後まで完遂することのできる決定的保証をもたらしたこと、まさにここにこれまでの10年間にわたるわが党建設の最も主たる総括がある。

これまでの10年間、わが党建設で収めたもう一つの成果は、党の指導力が非常に強化され、党組織の戦闘力と活動性が向上したことである。

社会主義政権党の権威と威力は、革命闘争と建設事業に対する指導の実践ではっきりと発現される。

党が革命偉業をいささかの紆余曲折と偏向もなく導かなければならない使命を果たす上で重要なのは、正確な路線と政策、戦略・戦術を策定し、その実行を巧みに指導し、情勢の変動に機敏に対処しながら掲げた闘争綱領を徹底的に実現することである。

新たなチュチェ100年代に入ってわが党は、厳しい挑戦と難関が折り重なった中で社会主義進路を堅持し、時代の発展を主導しなければならない差し迫った課題に直面した。

党中央は、真摯な思想・理論活動で党建設と党活動、革命と建設において新しく提起される理論的・実践的問題に対する科学的な解答を探究したし、これを全党の組織的意思に定立し、人民大衆自身の闘いで実現することに大きな注目を払った。

ここで重視したのが、革命の参謀部である党の指導的地位と機能に即して党大会と党中央総会、政治局会議をはじめ、重要党会議を定期的に稼働させる制度を復元し、その運営を改善することであった。

重要党会議で発展する革命の要求と変化する環境に対処した全党的な闘争方向と路線、政策を適時に集団的に議決し、その実行状況を周期的に総括し、対策を立てることで、党と国家活動全般で統一性と契機性、力動性と徹底性を確固と保障するようになったし、党の指導的権威と役割が非常に高まった。

社会主義建設に対する党の指導を強化するためには、全党を一つの思想で一色化し、大衆を党政策の貫徹へ奮い立たせる活動をよくしなければならない。

党の政治的指導力の源は、思想と政策の真理性と正当性にあり、それを大衆自身のものにつくる政治活動、思想活動にある。

わが党は、大衆を党の思想と政策で武装させ、その貫徹へ奮い立たせる活動に常に優先性を付与し、力を入れることによって一連の成果を収めた。

全党に党文献と方針を即時に伝達、浸透する整然とした体系を確立し、党学習網をはじめ内部教育網を補強して党の革命思想、党の路線と政策が基層組織に至るまで適時に浸透され、全党と全人民が党中央が提示した闘争課題を正確に認識できるようにした。

革命実践の要求に即して5大教育を基本にして党思想教育の内容を豊かにし、わが国家第一主義を全人民的な愛国精神に昇華させて新しい時代精神を創造するための思想戦を力強く展開した。

革命伝統教育、革命事績教育がいつよりも積極化され、革命の前の世代の闘争精神と気風を継承するための活動が戦略的に、段階別に行われているのも、党の思想活動分野で起こった重要な変化・発展の一つである。

国家政治行事の風格を高め、創造的に多彩に革新して政治的・教育的効果を最大に達成し、視覚宣伝で思想性と政治性、時代性と統一性を保障することをはじめ、宣伝・鼓舞活動の実効を高めるための斬新な形式と方法を探究、適用する上でもはっきりした進展が遂げられた。

党の指導を強化する上でいつも重視され、伴われなければならない活動は、党そのものを指導的政治組織、革命の前衛隊伍らしく思想的にだけでなく組織的に打ち固めることである。

総書記は、わが党がこれまでの10年間、党そのものを組織的に固めるための活動を全面的に、細部的に行って全党の戦闘力を再整備し、活動性を向上させたと述べ、全党を現実に応じるように円滑に動かすためにわが党が発展的見地から取った一連の措置とその実行の結果について概括した。

総書記は、わが党が人事事業と党成長活動、党隊伍管理活動を全党強化において力を入れなければならない3大軸に規定し、幹部陣容と党隊伍を健全に整え、管理する活動を新しい闘争環境と革命課題に即してより積極化してきたことについて言及した。

総書記は、わが党の建設において一貫して重視されてきた党の基層組織強化活動がこれまでの10年間、いっそう深化してきたことについて指摘し、次のように続けた。

わが党は、党細胞と初級党強化を全党強化のキーポイントとし、組織責任者の役割を強めるための細胞書記大会と初級党書記大会を5年おきに定期的に行っている。

このような契機を通じて、全党的に党細胞と初級党活動において実際に改善されたことは何か、解決されずにあるのは何かを正確に分析、評価し、必要な対策を講じ、また党細胞書記と初級党書記に党中央の意図も直接知らせながら今後の活動方向と課題を明白に提示することによって、基層党組織の活動で肯定的変化が起こっている。

基層組織を強化する活動と並行して市・郡党責任書記講習会と道・市・郡党組織部党生活指導課活動家特別講習会、宣伝部門活動家講習会をはじめ指導界線別、工作部門別大会と講習を順次的に、集中的に行ったのは、各級指導単位と工作部署がその任務と活動原則、闘争方向をよく知り、党活動を革新していくようにする上で大きな意義を持った。

総書記は、わが党が規律強化を党を百年の大計に健全に建設するための先決的で焦眉の課題として前面に掲げ、党内に強い規律を確立するための活動を積極的に推し進めた結果、全党的に党の規約と規範を厳格に順守し、党の政策を徹底的に実行する気風が強化されていることについて分析しながら、革命偉業の遂行において最も重要かつ難しい課題が山積した要の年代記にその指導力と戦闘力を各方面から整備、強化することによって、わが党は政治的にいっそう洗練され、組織的・思想的に見違えるほど発展することになったと強調した。

総書記は、これまでの10年間、真の人民の党としてのわが党の革命的本態をしっかり守り、いっそう強化したのも貴重な成果であると述べ、次のように続けた。

革命は、人民大衆の自主性を実現するための闘争であるだけに、革命を導く党はいかなる場合にも人民の運命に責任を持ち、利益を擁護する根本理念、根本使命から絶対に脱線してはならない。

しかし、社会主義政権党の政治史が長くなるほど人民に奉仕する気風が希薄になり、人民の上に君臨する官僚主義的傾向が優勢になりかねない可能性も大きくなる。

わが党中央が指導活動の初期から一貫して堅持した原則は、人民大衆のために絶対的に、献身的に奉仕する党の本態をいっそうはっきり浮き彫りにさせ、生かしていくことであった。

このことから、党の指導思想である金日成・金正日主義の本質を人民大衆第一主義に定式化し、党と国家活動を人民大衆第一主義で一貫させるための活動を目的志向的に頑強に推し進めた。

わが党は、社会主義建設において提起される重い課題を人民大衆の力を発揮させて解決し、特に党活動で人民に対する無条件的な奉仕を根本核とするチュチェの人民観、人民哲学を具現することに大きな力を入れた。

わが人民を神聖に奉ることに関する思想と「全てを人民のために、全てを人民大衆に依拠して!」というスローガン、偉大な人民のために滅私奉仕しようという呼びかけは、わが党の崇高な人民観を集中的に表現しており、全ての党組織と活動家の事業と活動において違えてはならない信条になっている。

こんにち、わが党は全ての政策を策定し、実行する上で人民の意思と要求、利益と便宜を最優先、絶対視しており、この過程に党組織と活動家の人民性がはっきり向上している。

困難な時であるほど活動家が人民の傍にいっそう近づくのが党内の主導的な気風に位置づけられ、人民に安定して文化的な生活を与えるための活動が積極的に設計され、実現している。

わが党が人民大衆第一主義政治を実施する上で主たる障害となったのは、活動家の間で蔓延した誤った思想観点と活動作風であった。

党は、活動家の作風を正す活動を自己固有の性格と本態を守り、存在と発展を保証する死活の政治的問題に、党内に革命的で健全な政治風土を維持する差し迫った課題に見なして教育と闘争の度合いを絶えず強めた。

全党的に課された任務に対する無責任感と非積極性、形式主義とことなかれ主義、人民生活を見守らない行為をはじめ、あらゆる誤った思想観点と活動態度を克服するための闘争が各方面から細部的に厳格に行われた。

特に、権柄と官僚主義、不正腐敗行為、単位特殊化と税金外の負担を課する行為を掃討するための戦争を宣布して段階別に強い組織的・法律的措置を取った。

これによって、人民をさげすみ、人民の権益を侵害する反人民的行為があえて頭をもたげられず抑止されており、全般的な活動家がずいぶん自覚することになった。

わが党は、チュチェ革命の重大な継承期と発展期にその革命的性格と本態を徹底的に堅持しながら、指導力と戦闘力を非常に強化することによって、前途洋々たる党建設の足場を築いておいたし、厳しい難関の中でも社会主義の未来を確信することのできる大きな奇跡的成果を収めた。

これまでの10年間、わが党の建設で収められた誇らしい成果と貴重な経験は、今後の党の強化・発展を促すしっかりした元手になるであろうし、チュチェの革命的党建設史にはっきりと刻み込まれることになるであろう。

敬愛する金正恩総書記は、新時代のわが党の建設方向について宣明した。

総書記は、現在、朝鮮革命に提起された重くて膨大な課題と主・客観的な形勢だけでなく、社会主義建設の合法則的道程は党の建設における絶え間ない深化・発展を求めていると述べ、講義を続けた。

前でも言及したが、党は革命の指導的力量であり、組織者であるだけに、党を強化する活動は常に時代を先んじなければならず、確かにうまくいかなければならない。

党建設偉業はすなわち革命偉業であり、党建設水準はすなわち革命発展水準であると言える。

わが党がこれまでの10年間、党の建設において貴重な成果を収めたが、より倍加した努力で全党の金日成・金正日主義化を新たな高い段階でさらに力強く推し進めなければならない。

社会主義政権党が将来の前途を切り開く上で重要なのは、いかなる環境と条件の下でもその発展中心を失わず、本然の任務と活動原則をしっかり堅持することであり、党中央の周りに全党を一致団結させる闘いを引き続き深化することであり、いつも勤労者大衆の中にしっかり根ざして全人民の一様な信頼を獲得することである。

特に、今のように革命に膨大な課題が提起され、難関が折り重なるほど党に対する人民大衆の信頼を厚くし、信頼の礎石をいっそう固めることが優先的かつ中核的な課題に浮上する。

このことから、党中央は新時代の要求に即してわが党を政治的に円熟で、組織的に強固で、思想的に純潔で、規律において厳格で、作風において健全な党に強化することが必要であり、最も妥当であると認めている。

一言で言って、政治建設、組織建設、思想建設、規律建設、作風建設、これが新時代のわが党の建設方向であると言える。

新たな5大建設方向は、世界の社会主義運動の歴史的教訓を見てもそうであり、わが党内の状況を見ても極めて切要な問題として提起されている。

世界の社会主義運動史は政治的に微弱で組織的・思想的に不堅実であり、無規律と誤った作風が蔓延した政権党が革命を正しく導き、人民のためにまともに奉仕した例がない。

自己の建設が脆弱な党は例外なく人民の信頼を失い、指導力を喪失(そうしつ)して反革命の挑戦と攻勢に打ち勝つことができなかった。

今まで、わが党は主に組織建設、思想建設、指導力建設の三つの方面で全党を強くて威力ある組織的全一体、思想的純潔体につくり、指導と大衆を結合させるためのねばり強い闘争を繰り広げて峻厳な難局を克服しながら、偉大な勝利を収めてきた。

総書記は、朝鮮革命の主・客観的条件と党活動の現実態を分析し、収めた成果に陶酔せず、全党の強化にいっそう拍車をかけるばかりでなく、より適合で効果的な方法論をもって闘っていくことで、党建設と党活動の発展にブレーキをかける古びて立ち遅れたものを大胆に克服し、新時代に合わせて党を打ち固めていく上で提起される問題について解説した。

金正恩総書記は、われわれは新時代の党の建設方向に立脚して党の強化・発展を着実に推し進めることで、百年、千年を保証する党の面貌と気風を確立し、社会主義・共産主義建設へ確信を持って進むべきであると述べ、次のように続けた。

党の政治建設を力強く推し進めなければならない。

党の政治建設は、党の指導力を絶えず向上させ、正しい政治風格を維持し、強固にする上で中核的な課題として提起される。

わが党は、今まで党を政治的に強化する活動を独創的に目的指向性をもって一貫して行ってきた。

そうして、党内に思想と指導の唯一性を核とする革命的な政治風土を打ち固め、指導的政治組織らしい体裁と威信を備える上で世界的模範を生み出した。

わが党がこの分野で大きな成果を収めたからと言って絶対におろそかにしたり、自己満足する根拠はなく、現実的に党の指導的権威を高め、党活動において政治性をより補完すべき必要性が切実に提起されている。

党の政治建設は常に重視され、強化されるべきであり、組織建設、思想建設をはじめ、その他の党建設分野を先導し、規制すべきである。

政治建設の基本要求は、党中央の唯一的指導体系を確立するための活動を新しい高さで深化させることである。

党中央の唯一的指導体系は、わが党の指導力の中枢であり、政治風格の中核であり、他の全ての革命的党がうらやむわが党の高い尊厳と強い戦闘力の根幹である。

すでに明らかにしたように、党中央の唯一的指導体系確立の理想的な目標は、全党が党中央と一つの頭、一つの体を成した一心一体となることである。

全党に党中央の権威を確固と死守し、党中央の思想と決定・指示を無条件に貫徹し、党事業と党活動において提起される全ての問題を徹底的に党中央に集中させて結論に従って処理し、党中央の唯一的指導の下で全党が一糸乱れず動く厳格な秩序と規律を確立する活動を片時も緩めず、引き続き深みのあるものに繰り広げなければならない。

重要なことは、全党に信念化され、純潔な忠実性が支配されるようにすることである。

党中央の唯一的指導体系は、活動家と党員の心の中から自ずと湧き出る忠誠心によって裏付けられる時、いっそう強固になる。

党に対する真実な忠誠心は一朝にして生じたり、信念として固まるのではないので、全ての党組織がうわべを飾ることなく、多くの手間をかけて忠実性を着実に培って政治的・思想的および道徳的・信義的品性で体質化されるようにすべきである。

全党の全ての活動家と党員の思考と活動が忠実性で一貫されるようにして、情勢が変化し、歳月が流れても党中央の唯一的指導体系が大衆の熱烈な忠誠心を基盤にして絶えず強化されるようにすべきである。

政治建設の重要な要求は次に、各級党委員会が当該単位の最高指導機関、政治的参謀部としての機能と役割を正確に果たすようにすることである。

当該の党委員会が自分の地域と単位の機関と団体、組織を全て掌握し、統一的に指導、統制する体系と秩序を徹底的に堅持し、党内民主主義を積極的に発揚させながら党委員会の集団的指導によって全ての活動を正しく行うようにすべきである。

特に、党組織の活動を対人活動、政治活動で一貫されるようにして、党活動が行政実務化され、党活動家が行政代行をする傾向を克服すべきである。

政治建設の重要な要求はまた、全ての党員が高い政治意識を持って政治活動家としての役割を果たしていくようにすることである。

わが党が政治建設において焦点を置いて解決すべき課題が、まさにこれである。

総書記は、党を成している各党員が自発的な先鋒闘士、政治活動家らしくレベルが高く思考し、闘ってこそ党が政治的参謀部としての使命と役割を円滑に果たせるということは自明の理であると述べ、党員の政治的感受性と政治・理論水準を向上させる問題、党員の政治活動性を高める問題について解説し、次のように続けた。

政治建設の重要な要求は次に、革命と建設に対する指導方法を絶えず発展させることである。

指導と大衆を正しく結合させるのは、党の政治的指導においていつも必須的な問題として提起される。

わが党が革命と建設を導く長きにわたる闘争の道程に創造し、その生命力があまねく発揮された威力ある指導方法をこんにちの党事業と党活動に積極的に具現し、時代と革命発展に合わせていっそう豊かにしていかなければならない。

そして、各部門別に時代を代表する革新的かつ飛躍的な新たな発展基準と手本を創造し、一般化する方法と追いつけ追い越せ・見習い運動と経験交換運動をはじめ、新時代に創造された方法を活用して社会の全般を啓蒙、奮発させ、一新させていく活動をよく行うべきである。

チュチェ革命の新しい歴史を記していく栄えある闘争の中で党と大衆の間に結ばれる信頼と尊重、献身と信義の崇高な関係を通じて全党的に立派な党風、全社会的な立派な風潮と雰囲気を主導することも、指導方法の一つであると言える。

全党的に革命先輩と時代の先駆者、誠実な勤労者を尊重して押し立て、子供を愛し、困難な人々を見守るようなよい気風を積極的に奨励し、培うことで、社会生活の全般が模範的行為によって支配されるようにし、気高い徳と情が国風に絶えず昇華されるようにすべきである。

総書記は、党の組織建設を引き続き強化することについて明らかにした。

党を組織的に絶えず強化することは、党中央を中心とする全党の組織的結束を強固にし、党の健全な新陳代謝と戦闘力を保障するための必須の要求であると述べ、党を組織的に整備、補強する活動に残っている一連の偏向を指摘し、革命と建設が前進し、闘争が深化する状況の下で党と革命隊伍を絶えず組織的に打ち固めるための諸般の原則的問題について詳細に言及した。

党隊伍を精鋭化するのは、党の組織建設において提起される重要な課題の一つであり、これは党勢拡大と党隊列管理活動の着実な結果によって成されることについて解説した。

対大衆活動が党の大衆的基盤を固め、一心団結を強化するための活動であると同時に、党の存立に関連する死活の問題であることについて重要に言及し、党が大衆の信頼を獲得し、強固にするための活動に注力する問題、党組織と党活動家が常に民心に耳を傾け、鋭敏に対応し、民心を調整する活動をよく行う問題、百年大計の党建設の重要な保証である青少年との活動に手間をかける問題に言及した。

党の組織建設をさらに深化、発展させて党をいかなる風波も克服し、目的とした社会主義・共産主義建設へと頑強に進む組織的全一体、行動の統一体に引き続き強化していかなければならないと強調した。

総書記は、党の思想建設をより力強く推し進めることについて述べた。

党の思想活動はその本質的要求から当然、全ての活動に先行されなければならず、そうしてこそ党の変色と変質を防ぎ、革命的かつ進取的な発展を牽引することができると述べ、革命発展と時代の変化、大衆の意識水準に合わせて思想活動の浸透力と実効性を向上させるための方途的問題を具体的に提示した。

思想活動の唯一管理制を第一の生命として固守し、全ての活動に思想活動を優先させる原則を確実に堅持し、革命実践の要求に即して党思想教育の内容を発展させ、豊かにする活動に力を入れる問題、思想活動体系と宣伝・鼓舞力量と手段を定期的に着実に運営し、近代的な情報手段を積極的に活用することに注目を払う問題、発展する時代と大衆の意識変化に合わせて思想活動の形式と方法を改善する問題、全党を学習する党につくろうというスローガンが党員大衆のものになるようにして誰もが党の政策と新しい知識を自ら摂取しながら進取的に活動する気風が党内にみなぎるようにする問題、報道出版物の出力と感化力をいっそう高め、文学・芸術部門の創作・創造活動を抜本的にもり立てて思想陣地に新しい活力を注ぎ、大衆の革命的熱意を引き続き高揚させる問題を強調した。

党の思想建設で反社会主義的・非社会主義的行為との闘争とあらゆる日和見主義的で反革命的な思想傾向との妥協しない闘争の度合いを強める問題を指摘した。

わが党の思想・理論と政策を深く解説、宣伝するための理論研究を真摯(しんし)に行い、展望的に深めていくことで、理論研究部門でわが党と革命発展の合法則性と社会主義建設の前途についても原理的に深く解明し、体系的に展開して党の思想建設を先導すべきであると述べた。

総書記は、党の規律建設を強く推し進めることについて言及した。

党内に強い規律を確立してこそ、党活動の全般であらゆる非組織的かつ、無規律的で不正な要素を徹底的に抑止し、党の健全な発展を促し、保証することができると述べ、全党的に自発的な規律順守気風と規律監督体系、規律適用体系を厳格に確立することをはじめ、党規律建設に拍車をかけて正確で強力な規律制度を樹立する上で提起される原則的問題を明らかにした。

総書記は、党の作風建設を着実に行うことについて解説した。

総書記は、全党的な作風改善の必須性とわが党の作風建設の目的について明らかにし、次のように言及した。

困難で複雑な革命闘争と新社会の建設を導きながら、わが党が創造してきた優れた作風は、新時代の作風建設の貴重な土台となる。

全党的に活動家の中で金日成主席と金正日総書記が創造し、わが党によって発展し、豊かになった革命的活動気風と人民的活動作風を体得し、実生活に具現するようにするための活動をねばり強く、方法論を持って行ってわが党特有の共産主義的作風が引き続きつながるようにすべきである。

活動家の中に革命的な活動態度と活動スタイルを持って課された任務を責任を持って遂行する気風を確立することに、党が注目しなければならない。

党の戦闘力はすなわち、活動家の展開力、闘争力、実践力である。

党の決定・指示を無条件に受け止め、自力更生、堅忍不抜の精神をもって所定の期日に完璧(かんぺき)に実行する気風、自己満足と自賛を警戒し、自責と反省を奨励し、常に苦悩と苦心の中で奮闘する気風、未来を見通しながら活動を先を見通して将来性あるものに展開する気風をはじめ、革命的で責任ある活動気風が全党にみなぎるようにすべきである。

これとともに、実践闘争の中で現れる非革命的かつ、非戦闘的な態度、無責任感とことなかれ主義、形式主義と要領主義をはじめとするあらゆる不正的で、変異した思想観点と活動態度を克服するための闘争を中断することなく展開して、誤った作風が持ち堪えられないようにすべきである。

作風建設で特別に注目し、力を入れるべき問題は、党内に人民に対する正しい観点と態度が常に支配されるようにすることである。

人民の真のしもべになろうとするわが党にとって、人民に対する正しい観点と態度はいかなる場合にも、いかなる環境の中でも譲歩できない問題である。

私がいつか話したことがあるが、わが党は勤労人民大衆の利益を擁護するために生まれ、創立初期からこんにちに至るまで人民に幸せな生活を与えるために闘ってきたし、まさにそのため人民はわが党を母と呼び、従うのである。

わが党が金日成・金正日主義の旗印を掲げていくのも、人民に奉仕する党としての性格を守り、その使命を果たすためである。

総書記は、わが党がその性格と使命を片時でも忘却し、いわゆる主義だけを標榜(ひょうぼう)して権威主義的に走るなら、その本態を失い、人民から見捨てられるようになると述べ、人民を神聖視し、人民に献身的に奉仕することで人民の信頼を厚くし、その党風を浄化し、党と人民の一心団結した力によってより高い目標を達成していくことが、わが党の存在方式、革命方式になるべきであると強調し、次のように続けた。

そのためには、全ての活動家がわが党の人民観、人民哲学を活動と生活の座右の銘として刻み付け、人民に絶対的に奉仕するようにするための活動を着実に展開し、党の伝統的な大衆活動方法をこんにちの現実に合うように発展させ、豊かにすることに真摯(しんし)な努力を傾けるべきである。

大衆が常に信じることができ、安心して依拠するようになる活動家はまず、良心的で清廉潔白な人間である。

気さくで謙遜であり、率先垂範するようなよい活動作風も、良心と清廉潔白さによって裏付けられてこそ輝き、大衆に認められるのである。

いくら時代が発展し、環境が変わるとしても、剛直で清廉な活動家だけいれば、いくらでも党の立派な作風を堅持し、優勢を保つことができる。

したがって、党の作風建設を推進するに当たってつねに生真面目さと清廉さ、潔白さを高く掲げて奨励し、党活動の全ての工程に的中する実務措置を伴わせ、それが活動家の必須的で固まった品性になるようにすべきである。

特に、党の健全な作風に背馳する権勢と官僚主義、不正腐敗行為、税金外の負担を課する行為をはじめ、人民をさげすみ、権益を侵害する傾向に対してはいささかも黙過せず、断固と一掃しなければならない。

これとともに、各級党機関に勤める活動家の生活準則を作風建設の新しい要求に即してより細分化、現実化し、それを徹底的に順守する秩序を確立することも必要である。

以上のように、わが党を政治建設、組織建設、思想建設、規律建設、作風建設の方面でしっかり強めていくなら、党建設の当面の課題だけでなく、展望的な問題も主動的に、系統的に解決しながら党の指導力と戦闘力を強化し、人民の運命と未来に責任を持った革命的党としての本分を全うしていけるであろう。

敬愛する金正恩総書記は、わが党建設の新しい要求に応じて党幹部養成事業を改善する上で朝鮮労働党中央幹部学校に提起される任務について宣明した。

総書記は、現在、わが党を強化し、闘争綱領を実現していく上で最も難問はこれを受け持って遂行していけるように準備された幹部が不足していることであると述べ、党幹部養成機関、特に中央幹部学校がその責任と本分を全うすることが非常に重要であることについて指摘した。

総書記は、中央幹部学校がその任務をいかに遂行するかということは現行の党活動だけでない党の展望的発展と革命の将来運命に直結していると述べ、新しい観点、新しい覚悟で奮起して教育活動を党と革命が求める高さに押し上げることで、わが党の強化・発展と洋々たる前途を頼もしく裏付けていくための任務について言及した。

朝鮮労働党中央幹部学校の基本任務は、全ての学生を頭のてっぺんから爪先まで党中央の革命思想だけが流れ、党中央の革命思想を断固擁護、貫徹する真の革命家、党の精粋分子に育成することである。

学校の親筆碑にも刻まれているように、主席は解放直後、すでに金日成高級党学校の学生たちに祖国の自主独立と人民の自由・幸福のために人民の先頭に立って、また人民の中で常に人民と共に働く党と国家の有能な活動家になれとねんごろに教えた。

中央幹部学校では、その基本任務に合わせて政治的・思想的に堅実で、活動気風と品格においても完全に一新した新型の党活動家、人民の忠僕を育てることに全ての活動を志向させなければならない。

わが党が願う党活動家は何よりも、白玉のように清らかな良心で党中央を支え、いかなる環境の中でも党中央の思想と意図通りにのみ思考し、行動する活動家であり、党の思想・理論でしっかり武装し、党活動の原理と方法に精通し、大衆を動かす指導の秘訣を体得した政治的・実務的水準と実践能力の高い実力家型の活動家であり、わが党の人民観、人民哲学を体質化し、人民のために献身することから生き甲斐と喜びを求める活動家である。

中央幹部学校では、幹部育成に関する党中央の要求をよく知り、教授・教育活動と党性鍛練をさらに改善、強化して、かりに以前に活動と生活で欠点と不十分な点があった人でもいったん、学校の教育課程を終えると、政治的・思想的な面において、実務的水準、精神的・道徳的面において新しく生まれ、成長するようにしなければならない。

朝鮮労働党中央幹部学校に提起される任務はまた、わが党の思想と理論を研究し、解釈、宣伝する活動をよくすることである。

中央幹部学校は、わが党の思想・理論建設の基本陣地であり、シンクタンクである。

中央幹部学校では、わが党の革命思想について原理的に深く研究し、新たに提示された路線と政策、闘争方針の正当性と科学性、生命力を論証し、解説する活動をよく行ってわが党の思想・理論の宝庫を豊かにしなければならない。

総書記は、中央幹部学校が課された革命任務を円滑に遂行するには教育活動で根本的な革新を起こさなければならないということに言及した。

何よりも重要なのは、党幹部養成機関の使命と特性に即して教育の内容を改善していくことであると述べ、教授内容を徹底的に党政策で一貫させる問題、わが党の歴史に対する教育を着実に行う問題、学生に党活動家が身につけるべき必須の能力である高い政治意識、政治的感受性を高めてやり、党活動実務をよく教える問題、学校の学制別特性に即して教育の内容を正しく選定し、教授活動の専門化水準も高める問題についていちいち明らかにした。

学校の教育の形式と方法を改善し、教育行政活動を強めることについて解説した。

教師は単なる知識伝達者ではなく、政治的・思想的にも知的に発達した人材を育てる案内者、設計者にならなければならないと述べ、決定的に教師中心から学生中心の教育方法へと方向転換をすることについて指摘した。

学校で仮想現実技術と増強現実技術をはじめ、現代科学技術を導入した新しい教授の形式と方法も積極的に取り入れ、探究、導入し、学生の実力を公正で正確に評価する上での諸般の問題について強調した。

中央幹部学校の使命と任務、時代的要求に応じて学制と学生選抜基準を正しく定め、党性鍛練を基本にしながら原理教育と実践教育を円滑に行えるように教育綱領を深化させ、正確に実行していくことが重要であると述べ、教育行政活動と管理・運営活動を改善するための方向と方途を明示した。

各級党幹部養成機関の教育活動を改善する上で中核的な位置にある中央幹部学校が、各級党学校の党建設教育綱領を統一させる上で主催となり、党幹部養成機関の教育活動の改善に寄与することについて述べた。

総書記は、中央幹部学校がその使命と任務を円滑に遂行していくには、教師陣容を質的に強化しなければならないと述べた。

学校の教師陣容を強化するのは単なる実務的活動ではなく、党幹部育成の土台を固め、党の未来を裏付ける責任ある活動であると述べ、中央幹部学校の教師は党の中堅幹部、政治活動家を育てる職業的な革命家であると強調した。

全ての教師が能力向上と自己修養に意識的に没頭して政治的・思想的に、教育実務的に、精神的・道徳的に徹底的に準備することで、学生が尊敬し、いつも追憶する真の師匠、学生が自分を映してみて、気持ちを引き締める真の鏡にならなければならないと述べ、教師の水準と能力を早急に高め、教師陣容を立派に整える上で提起される原則的問題を明らかにした。

総書記は、学校党委員会の機能と役割を画期的に強化する上での具体的な課題を示した。

学校党委員会では、教職員、学生の政治的・実務的能力と党的修養を高めることに主眼を置いて党生活の手配と指導を深化させ、給養活動を改善して教師、学生が教育活動と学業に専念できるようにすべきであると述べた。

総書記は、中央党の各部署が中央幹部学校を重視し、学校教育活動に関心を払い、入学生の選抜と教師陣容を整えてやる活動に手間をかけることについて強調した。

金正恩総書記は、朝鮮労働党中央幹部学校は名実ともに金日成主席の党学校、金正日総書記の党学校であり、自身の情が移った党学校であると述べ、わが党といつも運命を共にすべきであり、わが党が存在するには欠かせない実体である中央幹部学校を重視する党中央の意図について明らかにした。

総書記は、党の後進を武装させ、育てる中央幹部学校を今後、大学の上の大学に押し立て、直接後援しながら学校の党活動と教務行政活動、経営・管理活動を後押しして、全ての面で全国の大学のモデルにつくる決心を披歴した。

総書記は、中央幹部学校がわが党の党建設重視思想と後進育成政策を体して今後、わが党が50年、100年、数百年の後の事も安心して委ねられる有能な党活動家、巧みな政治活動家を育てるであろうとの期待と確信を表明し、わが党の幹部育成事業の新たな革新のために、偉大な金日成・金正日主義党の強化・発展とチュチェの革命偉業の勝利的前進のために力強く働いていこうと訴えた。

金正恩総書記が記念講義を終えると、チュチェ革命の新しい時代の要求に応じた朝鮮式の独創的な党建設思想と理論に接することになった限りない感激に溢れて参加者が上げる嵐のような歓呼の声ととどろく拍手が場内を震撼させた。

全ての参加者は、人民の絶対的な支持と信頼によって最長の執権史を記録している尊厳ある朝鮮労働党を前途洋々たる党に絶えず強化し、発展させられる威力ある武器が誕生した歴史の瞬間を大きな興奮の中で体感し、偉大な党中央の革命思想と闘争方針を心に満装填し、われわれの崇高な理念と聖なる偉業の輝かしい成功と勝利のために一意専心していく鉄石の意志を固めた。

敬愛する金正恩総書記が朝鮮労働党中央幹部学校に刻んだ偉大な指導の足跡は、新しい時代の党建設の明るい進路を明示し、わが党の中核育成活動で新しい転換の標柱を立てることで、党の組織的・思想的基礎を万般に固め、わが党を革命の強くて威力ある政治的参謀部、精鋭化された鋼鉄の前衛隊伍、真の母なる党にいっそう強めるための闘いを力強く促した歴史的な歩行としてわが党の歴史に末永く輝くであろう。---