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北朝鮮国防省は21日、装備総局副総局長の談話を発表し、ロシアが北朝鮮から弾薬を購入しようとしているとする米国発の情報を否定した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は「米国をはじめとする敵対勢力はわが国とロシアとの『兵器取引説』を流しながら、いわゆる国連安保理『決議違反』について言い触らしている」と指摘。

「われわれは、米国とその追随勢力がつくり上げた不法非道な国連安保理の対朝鮮『制裁決議』なるものを当初から認めたことがない」と前置きしつつ、「ロシアに兵器や弾薬を輸出したことはなく、今後もそのようにする計画もない」とした。

その上で「米国がどこで耳に入れた根拠のない『兵器取引説』を流すかは分からないが、これはわが共和国のイメージに泥を塗ることにその目的がある」と非難した。

米ホワイトハウスは今月6日、ロシアが北朝鮮から「数百万発」の砲弾やロケット弾を購入しようとしている可能性があると明らかにし、ロシアがウクライナ戦争で供給不足に陥っていることを示すひとつの証拠だとしていた。