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北朝鮮がベルリンでの米朝会談で、寧辺の5メガワット級原子炉の稼動を止める可能性があるという意思を表明したと、日本の朝日新聞が25日報道した。同新聞は早いうちに再開されると見られている6カ国協議で、北朝鮮が核廃棄のための’初期段階措置’として、合議する可能性もあると伝えた。

朝日新聞はまた、複数の会談関係者の言葉を引用して、”北朝鮮側の6カ国協議代表である金桂冠外務省次官が、アメリカ側に原子炉稼動の中止以外にも、国際原子力機関(IAEA)の視察団の再入国及び監視にも応じることができるという意志を現わした”と伝えた。

これと関連し、”2003年に原子炉を再稼動した北朝鮮は、既に核爆弾6から8個分のプルトニウムを抽出し、原子炉の稼動を中断しても今後の核開発に及ぶ影響は少ないと判断した可能性もある”と新聞は指摘した。

しかし、”北朝鮮はエネルギー支援など、最大限の対価を要求するように思われ、会談は順調ではないだろう”との見通しを伝えた。

アメリカは昨年末北京で開かれた6カ国協議で、北朝鮮の核廃棄に向けた初期段階措置として、核関連施設の稼動中止と、IAEAの査察、核実験場の閉鎖、核関連プログラムの錐垂などを要求した。

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したがって、米朝間の初期段階移行交渉では、北朝鮮による透明な核施設の申告、IAEA視察団の権限を、単純な凍結の監視を越えて、必要な所に対する査察を保障するようにすることの問題が争点になるように思われる。

ブッシュ行政府内では最近、米朝間の合意に対して、いつでも再稼動することができる原子炉の中断に対する対価を支払うことは、北朝鮮の戦略に利用される可能性があるという指摘も出ている。